梅雨も上がろうという日
に或るクライアントから出張先に電話がありました。また新たなお店を出店したいんで相談したいという旨の連絡でした。約束の日、別のクライアントの指導を終え、新幹線に飛び乗りました。旦過市場（たんがいちば）は北九州市小倉北区にある生鮮市場です。戦後の闇市から派生して発展していったと言われており、現在では北九州の台所と言われ、200店舗以上が軒を連ねています。福岡県内では名の知れた市場であり、福岡の柳橋連合市場と並んで福岡二大市場と呼ばれています。建物自体はかなり老朽化していますが、最近では市場の中も情緒の個性あるお店の出店が続いています。空き店舗などありません。
私も旦過市場活性化、当時は旦過繁昌塾という名のもと、指導を数年間させていただきました。その後進化を続け、市場有志の切磋琢磨のぴか市倶楽部、毎月１日の食市祭、地元の学生を巻き込んだ市場大学など自主的活動などで復活した市場のひとつです。
商店主の口々からも客が戻ってきた！とのことでした。単にきっかけをつくっただけですが、お手伝いした甲斐がありました。その中で紹介したいのは
「米夢マイム」という米工房兼おむすび屋さん
です。電話してきたクライアントです。もう５年程前になりますか、当時の若社長から相談を受け、先代の社長が始めた婦人服店(４店舗からの業態転換を志したお店でした。いろんな紆余曲折はありましたが、オープン２年目から黒字転換を果たし、今は旦過市場になくてはならない存在となりました。常に多くのメディアの注目の的にもなっています。お店の雰囲気、おむすびの美味しさ、スタッフの接客
にはこころ奪われるものがあります。出店の話しは発想の段階なんでまた次の機会とし、ぜひ、北九州にお越しの節はお立ち寄りください
。旦過市場の風景
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旦過繁昌塾
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米夢のお客様
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