徳ちゃん繁昌リポート

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みちのくぶらり旅・平泉中尊寺の栄華の跡!

2010年08月01日 | 旅の日記
カーナビは絶好調岩手県の平泉にやってきました。「中尊寺」は天台宗東北大本山の寺院、境内に入るには「月見坂」があり、老若男女の参拝客が長い急坂を思い思いに上っていきます。
樹齢300年~400年もの巨木な杉が参道を覆い、ちょっと汗ばんだ体に心地よい風を感じましたね。

まずは武蔵坊弁慶を祀る「弁慶堂」があり、この坂を登り切ると奥州藤原氏全盛期の栄華と、源義経をかくまったばかりに四代で滅亡した悲しい末路に出会うことができます。八百数十年前の歴史を訪ねるって心境ですか。いくつかのお堂を巡り、「本堂」に参拝、奥の近代的な建物「讃衡蔵」にも足を運びました。「金色堂」では金箔尽くしの仏間があり、寺の関係者に訊ねると初代藤原清衡、基衡、秀衡の遺体と四代清衡の首級が納められているということでした。

義経が平泉で自害し、奥州藤原氏が滅びて500年にあたる元禄2年(1689年)に芭蕉は門弟の曾良を連れ平泉を訪れました。高館に登り、出来たばかりの「義経堂」を参詣し、茫然自失して夏草の山河をしばし眺めたそうです。ここが「夏草や 兵どもが 夢の跡」「五月雨の 降残してや 光堂」と奥の細道で詠んだ地なんですね。

山越えの一関市。人に聞いて猊鼻渓(げいびけい)に行ったものの、舟下りを厳美渓(げんびけい)と勘違いして突っ走り、引返すにも時間なく断念しました。読み方にふりがなでも付けてもらわないと
気ままなぶらり旅は一関インターから東北自動車道を通り山深い山形自動車道へ。3番目の訪問地、山形に向ったのでした。

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