徳ちゃん繁昌リポート

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【座学ネタ話】部下に仕事をやってもらうため

2019年11月07日 | 伝える機会

スコットランドのことわざ曰く『人というものは、貶(けな)されると怠け者になり褒められると力が湧いてくるものだ。』百の講義より一つの体験のマネジメント講座、この教えを実証しようと30分程時間を割いて現場のシチュエーションとして取り組んでもらった。ロールプレイング効果が顕著に表れる結果となった。

 

上司に成り立ての9名を3つのグループに分けなすことと何でもいいから一人に対し貶すことと褒めることを交互に繰り返し、最後にそれぞれの感想を喋ってもらった。当然、貶されると嫌気が差し帰りたくなる、後者の褒められることでやる気が出たそうだ。周囲のひと言でこんなにも感じ方が違うのかと驚いていた。部下の時分は気付いていた筈が上司になった途端に手のひらを返し、知らぬ間に嫌なことを繰り返すことも!?

次に仕事を捗らせるために、叱って褒める?褒めて叱るか?これも実際にロールプレイングで検証してみた。答えは半々だったが、正解は褒めた後に注意することを心掛けることだ。先に注意すると聞く耳が塞がりどんなに褒めても通用しなくなるケースが多い。上司の話す順番一つで仕事への意欲が大きく変わることを伝えたかったのだ。

 

部下は上司の背中を追っているもの。部下の生き方や考え方までは上司も責任持てぬが、彼らの仕事への取り組む意欲や姿勢には大きく関わってくるようだ。部下を活かすも殺すも上司の対応しだいとはちょっと大袈裟だが、今さらながら肝に銘じて欲しいと座学を締めた。

 



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