比較的短かった4ヶ月間、予定通り全員参加の授業を楽しく進めている。ひとつひとつの実習を真面目に取り組んでくれる訓練生,教え甲斐もある。総合実務科は担当の小売教室の他、パソコン、袋詰め作業、清掃業務、それに運動兼ね農業体験などで来春の就職に繋げるのだ。
雇用状況を産業別にみるとトップが製造業、2位が卸売・小売業、続いて医療・福祉への従事となるが、製造業はコスト安の海外へシフトし採用減少、その点コロナ禍にも営業続ける特に食品関連の卸売・小売業は強い。さしずめ担当の小売業への就職希望者は毎年数人あるようだ。
軽度の知的障害でもコミュニケーションや対人関係、臨機応変な対応は課題多く職種的に接客やレジ業務、帳票記入、商品管理など難しくなる。そうなると必然的に品出し、商品整理、清掃業務、袋詰めや箱折りなど軽作業が殆ど、まあ「働かざる者食うべからず」ということか。明日の教室、いつもながらカリキュラム思い浮かべイメトレに余念がない。