徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

なぜか機嫌が悪い桜島、市内は激しい降灰

2010年06月04日 | ひとり言
出張で毎月伺う鹿児島。いつもは雲か煙か?よそ者では判断できないほどの小噴火ですが、今回はなぜか機嫌が悪い桜島黒々と噴煙を上げ、上空4000メートル以上に、噴石が4合目付近まで飛散し、火口から東側へ約1キロに及ぶ火砕流も確認されたそうです。

政治の世界の度重なる首相交代劇に怒っているのでしょうかそれとも掛け声だけの地球温暖化対策を嘆いてのことでしょうか飛行機も飛べないヨーロッパの大噴火ほどではないとしても、空を真っ暗に覆い、異様な不気味さ感じましたね。泊まったホテルの目前で繰り広げられる大自然の脅威、大爆発して火の粉や溶岩が降ってきたらどうしょうかとほんと思いましたよ。
最近は一日50回以上も噴火しているそうですが地元の人は慣れたもの、いつもの光景だって言っていました。他所では考えられないことですよね。話しでは大正時代に大噴火、多くの犠牲者も出てその時に桜島は陸続きになったそうです。
しかし堪ったものではありませんよね。火山灰が道路に、車に積もり、細かい砂吹雪が市内に立ち込め視界も遮ります。繁華街の天文館では辺りが急に薄暗くなり、約1時間にわたって激しい降灰が続きました。買い物客や通行人はハンカチなどで口元を押さえ、傘をさしたり、建物やアーケードに駆け込んだりして、灰を避けていました。

鹿児島市内では洗濯物は部屋干し!窓は開閉できずクーラー全開!きっと眼科や呼吸器科は他県よりも多いのでは?平均寿命も短いのでは?災害補助金の申請したいぐらいとはクライアントの社長の冗談ですが、日頃は慣れているとはいえ大変なようですね。
翌朝は快晴、ホテルの温泉大浴場から見る桜島は平静を取り戻し穏やかな姿を錦江湾に横たえていました。

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