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あちこちの経営改善も手伝ったが、計画通りに進むのは稀で、殆ど改善に着手する前に意識どころか体質問題から遅れることも度々、そびえ立つ壁のように旧態依然の概念だけがどんと目の前にそびえたっていた。まして新たなスキルやツールを受け入れることなどあり得ないことだった。
『山あり谷ありの険しい道のり、時には高い壁にぶち当たることもある。そんな時は恐れず惑わされず視点を変えるのも方法、横から見れば意外と薄い壁かも知れない。』(詠み人知らず)
長年の知恵でそんな時は壁を正面から見上げるのではなく横に回って覗くようにしている。つまり正面突破は抵抗も強く、それならば遠巻きに近づき安心させるという作戦。いろんな方向から調査分析し考え廻らすと強固な壁にも弱点が見つかり、ここぞという時に一気に攻めて改善の入口を広げるのだ。