徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【現場報告】経営理念は具現化してこそ!

2011年06月11日 | 仕事モード
経営理念はどこの企業にもあるもので、顧客、会社、従業員、取引先、そして地域社会のためを謳ったものを多く見かけます。もちろん理念とは裏腹に利潤ばかりを追及した情けない企業もありますが、これは論外です。

スーパーマーケット業界の経営理念は客への安全と安心と健康が大体どういう形かで入っているようです。しかし、社長室に理念の額は飾ってあっも、実際の現場(売場)に立つとほとんど伝わってこないことに気付くのです。どういうことかと言うと、理念が現場(売場)に具現化されていない、表現されていないのです。口では客のためと言いつつ、ほんと伝えるのが下手なんですよ。
「安全?」何が安全なのか、安全の基準はなんでしょうか?「安心?」どういうことが安心なのか?不安を払拭してくれるのですか?「健康?」これ食べたら健康になる訳?それとも病気にならないということなの?よく分かりません。
生鮮や日配品のオープンケースに「温度管理チェック表」が掲げられ、確かに管理温度はひと目で見えるし、また、トイレでは清掃クリーンチェック表があり、さも管理しているといった具合ですが、それ以外に「安全」や「安心」、「健康」をアピールする管理チェック表を見たことありませんね?各地のスーパーを診る機会はあるものの私の記憶にはありませんね。

経営の羅針盤は客であり、経営理念は現場(売場)で客に伝わってこそ本物なのではないでしょうか。絵に描いた餅、パフォーマンスでは何の意味もないと思うのです。
私の指導先のスーパーマーケットでは現在、その取り組みを進めています。これはお客様との約束、契約ですから。しっかりと分かりやすく伝えて、守ることが企業として当然のコンプライアンスだと考えています。そして明確なストアブランドにもなりうるのです。そうそう、真似ることは簡単ですがそのノウハウが大変な訳で、仕組みづくりなければ客の信用は失墜でしょうね。とても大切なことだとと思いますよ。
出ずっぱりの出張も明日は久しぶりに休み、今日一日頑張りますか!?
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