徳ちゃん繁昌リポート

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【現役奮闘記】自腹は人生託す将来の見極め

2014年01月26日 | ひとり言
このシリーズは43歳までの20年間、スーパー業界に在籍していた体験実話をブログにまとめたものです。時代はバブル全盛期(1986年~1990年頃)。サラリーマンには実感なかったけどそう言えば毎年のベア(ベースアップ)や定昇(定期昇給)があって世の中浮足立っていたような?現代では考えられない出来事でした。庶民が恩恵受けるのは一握りで、この時期がバブル景気と呼ぶと知ったのもずっと先になってからです。

商品部バイヤー当時の出張は余分に一日休みを絡めてあちこちと動き回ったもので、孤軍奮闘の店長時代も相変わらず休日ため込んでは仕事を遣り繰りしながら精力的に視察へ出掛けていました。
商業界など専門誌に紹介された先進商業施設などをひと目見たくて、ついつい足が向くのです。休日も時間も限られていたためのんびり旅行って訳も行かず、高い新幹線の運賃を払っては東京、名古屋、大阪、広島など各地の先進スーパーや話題の商店街にも行ったものです。人が集まり、並ぶ、人が人を呼ぶ仕掛けを見てはワクワク!ドキドキ!って感じ、消費者に支持されている店の繁昌秘訣を探りたかったんですよね。よく覚えてはいませんが、格好良く言えば自分の会社が向かっている方向性を確認したかったのかも知れません。もちろん毎月の給料、僅かな小遣いを捻出して、たまには友人や知人宅に泊まることもありましたが、交通費や宿泊代など全額自腹でした。貧しいサラリーマンのささやかな挑戦?というか、馬鹿げてる滑稽な思い出ですよ。そんな時、エリア統轄に自腹視察がバレて会社の出張しようと申し出がありましたが出張なら報告書や束縛もあるのでと辞退した覚えがあります。

仕事人間?いやいや人生託した業界のことや進むべき将来を見極めるのはごく当たり前のことじゃありませんか!?いま思うと、やりたい放題好き勝手なサラリーマン時代でしたが、無茶ができたのも無知な若さ故の特権だったのかも知れません。一度だけの人生に後悔などしたくなかっただけですよ。今もその名残りは健在でしてあちこち駆け回ってこのブログの【繁昌見聞】や【寄り道紀行】に投函させていただいています。これからもよろしくお願いします。
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