岡野守也先生のブログの更新を転載する。
明らかな異常猛暑と、異常な数そして進路の台風。気候システムが人間の主に産業活動によって壊れつつあるのが体感される時代にまでなったということだろう。
下記にある通り、「さかのぼった原因」たる近代産業メカニズムの転換が必要なのははっきりしており、まさに大問題だと思う。そしてそれを変えられない・変えたくないという、私・私たちを含むすべての人間のエゴイズムの問題がその核心にあるのも間違いない。
心の問題と環境問題は一体のものであり、環境破壊のリカバーのためには人間の心の側の「革命」が必要なのだと思う。怪しげな特殊信念体系信じ込みという意味(どこの団体の信念体系かはよく知らないが)での「人間革命」などではなく、実際に価値観を転換させるという意味での革命である。
それが可能になっている、少なくとも方向性だけは示せる時代になっているという、現代は危機の点でも可能性の点でも、まさに瀬戸際にあることが理解できる。
ぜひ岡野先生の「環境問題と心の成長」という記事を参照していただきたいと思う。
************************************
筆者の住むところでは、幸い台風20号の影響は大したことはありませんでした。
心配してくださったみなさん、有難うございました。
被害に遭われた地域のみなさんには、心からお見舞い申し上げます。
それにしても、今年は台風が多いようです。
原因は何か、ネット上ではどんな情報があるのか検索してみましたが、大まかに言えば、①日本の南の海水温が高いこと、②西からのインドモンスーンという南西風と東からの貿易風がぶつかって上昇気流が発生し熱帯性低気圧に発達しやすい状況にあること、③太平洋高気圧の張り出しが弱いこと、などの条件が組み合わさったことによるようです。
そして、台風の観測が始まった1951年から2017年までで観測史上最多は1967年の39回なので、今年はそこまで行くかどうか、まだわからないようですが、少なくとも観測史上第2位くらいにはなりそうだと予想されています。
そうしたメカニズムやデータの当否について、素人の筆者が全体としてコメントをすることはできませんが、もっとも大筋として、改めて以下のことは言えそうに思います。
海水温の上昇 ← 猛暑 ← 温暖化 ← 大量の温暖化ガス(二酸化炭素など)の排出と蓄積 ← 「資源の大量使用―大量生産―大量消費-大量廃棄という近代の産業メカニズム」、というふうに主要な(唯一ではないとしても)原因を遡って推測することができるのではないでしょうか。
今年、来年が、観測史上最多になるかどうかも問題ですが、遡った原因をどう変えていくのかこそが大問題なのだと思います。
猛暑のせいか、こころのところブログ記事を更新していなくても、閲覧者数が夏前の倍くらいになっています。
もっともアクセス数の多い記事は、環境庁が環境省になって始めて出された『平成十三年版 環境白書』(4月小泉内閣の成立後5月付けで公刊)掲載の図「問題群としての地球環境問題」を引用・掲載した「環境問題と心の成長3」という記事でした。
読んでくださったみなさん、有難うございます。ぜひ、続けて関連記事をお読みください。
そして、これから私たちはどうすればいいのか、どうすべきなのか、ご一緒に考えていた開けると幸いです。
明らかな異常猛暑と、異常な数そして進路の台風。気候システムが人間の主に産業活動によって壊れつつあるのが体感される時代にまでなったということだろう。
下記にある通り、「さかのぼった原因」たる近代産業メカニズムの転換が必要なのははっきりしており、まさに大問題だと思う。そしてそれを変えられない・変えたくないという、私・私たちを含むすべての人間のエゴイズムの問題がその核心にあるのも間違いない。
心の問題と環境問題は一体のものであり、環境破壊のリカバーのためには人間の心の側の「革命」が必要なのだと思う。怪しげな特殊信念体系信じ込みという意味(どこの団体の信念体系かはよく知らないが)での「人間革命」などではなく、実際に価値観を転換させるという意味での革命である。
それが可能になっている、少なくとも方向性だけは示せる時代になっているという、現代は危機の点でも可能性の点でも、まさに瀬戸際にあることが理解できる。
ぜひ岡野先生の「環境問題と心の成長」という記事を参照していただきたいと思う。
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筆者の住むところでは、幸い台風20号の影響は大したことはありませんでした。
心配してくださったみなさん、有難うございました。
被害に遭われた地域のみなさんには、心からお見舞い申し上げます。
それにしても、今年は台風が多いようです。
原因は何か、ネット上ではどんな情報があるのか検索してみましたが、大まかに言えば、①日本の南の海水温が高いこと、②西からのインドモンスーンという南西風と東からの貿易風がぶつかって上昇気流が発生し熱帯性低気圧に発達しやすい状況にあること、③太平洋高気圧の張り出しが弱いこと、などの条件が組み合わさったことによるようです。
そして、台風の観測が始まった1951年から2017年までで観測史上最多は1967年の39回なので、今年はそこまで行くかどうか、まだわからないようですが、少なくとも観測史上第2位くらいにはなりそうだと予想されています。
そうしたメカニズムやデータの当否について、素人の筆者が全体としてコメントをすることはできませんが、もっとも大筋として、改めて以下のことは言えそうに思います。
海水温の上昇 ← 猛暑 ← 温暖化 ← 大量の温暖化ガス(二酸化炭素など)の排出と蓄積 ← 「資源の大量使用―大量生産―大量消費-大量廃棄という近代の産業メカニズム」、というふうに主要な(唯一ではないとしても)原因を遡って推測することができるのではないでしょうか。
今年、来年が、観測史上最多になるかどうかも問題ですが、遡った原因をどう変えていくのかこそが大問題なのだと思います。
猛暑のせいか、こころのところブログ記事を更新していなくても、閲覧者数が夏前の倍くらいになっています。
もっともアクセス数の多い記事は、環境庁が環境省になって始めて出された『平成十三年版 環境白書』(4月小泉内閣の成立後5月付けで公刊)掲載の図「問題群としての地球環境問題」を引用・掲載した「環境問題と心の成長3」という記事でした。
読んでくださったみなさん、有難うございます。ぜひ、続けて関連記事をお読みください。
そして、これから私たちはどうすればいいのか、どうすべきなのか、ご一緒に考えていた開けると幸いです。
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