宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2009/04/05
この日は朝からの野暮用を済ませ、14時頃に有楽町で歩く酒場データベースKさんご夫妻と待ち合わせ。銀座をてくてくと歩いて、聖路加病院でなおとんさんと合流。お見舞いをしてから、聖路加タワーの横の隅田川べりでお花見です。



シルクヱビスで乾杯。曇り空のこの日は、既に夕暮れ時の雰囲気になっています。お花見客はまばらですが、行き交う船には川から見える桜を楽しむ方でいっぱいです。



これからお客さんを乗せるらしい屋形船や、観光船など結構頻繁に行き交ってます。そんな様子を眺めながら、2本目は氷結ストロングのロング缶を呑みます。



ビールと一緒に買い込んだ乾きものをアテに、そんなこんなで40分ほど。このあとは聖路加看護大学の桜を見たりしながら銀座方面へてくてくと。どこで呑みましょうかねえと相談しているうちに、銀座中央通りも通り過ぎ、もう少しで有楽町というところまで来てしまいました。そういえばいってみたいお店がこのあたりにありました。



ガラス張りのエルメスビル。その裏にある路地を入ったところに、目指すお店があります。



銀座サンボア。サンボアといえば京都や大阪にある正統派バーで、銀座には2003年にできたそうです。階段を降りて地下1階。ドアを開くと、まさにオーセンティックな店内で、スタンディングバーにはおふたり先客が。われわれ4人はバーテンダーさんに「そちらにどうぞ」と促され、4人掛けの丸テーブルに座りました。1杯目は角のハイボールをいただきます。



比較的薄張りなグラス。Cさんのジントニックとは、微妙にグラスが違います。グラスもそうですが、店内の雰囲気も角ハイボールの味を引き立てますね。



素敵なバックバー。店内が空いているせいもあり、静かな時間が流れていきます。1杯めを呑み干し、もう1杯いただきましょうかということに。なおとんさんはブラントンのソーダ割り。Kさんとボクは同じものをいただこうとすると、バーテンダーさんが「復刻版の角があるんで、そちらでお作りしましょうか」と。それではそちらをいただきましょう。



アルコール度数が微妙に高いという、復刻版のサントリー角瓶。確かに何だか濃い感じがしますね。バーテンダーさんがお店の名前の由来をお話ししてくださったのですが、このお店の創業者が、北原白秋の「朱欒」という詩の文芸誌が好きで、お店の看板を「ZANBOA」と注文したところ、看板やさんがZを逆に書いてしまい「SANBOA」となった、ということでした。



店内にある桜を眺めながら、ここでもお花見気分でハイボール2杯。1時間ちょっとの滞在で、お会計は4人で10,900円でした。今度は1人ですっと来て、スタンディングバーでバーテンダーさんとお話ししながら、さっと1杯で帰るなんて呑み方をしたいなと思いながら、銀座の街をぶらついたのでした。

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2009/04/04
(続き)
寒くなってきたのでお花見を切り上げ、立石まで戻ってきます。ちょこっと反省会をしましょうか、ということで蘭州に向かいました。開店間もないお店は空いています。奥のテーブルにお邪魔して、紹興酒をボトルで燗してもらいます。



牛すじ(500円)、焼餃子(350円)、そして水餃子(350円)のいつものメニュー。美味しいですねえ。ラーメンは季節限定の「ニンニクの芽ラーメン」(600円)に定番の「香菜麺」(600円)ももらいます。昼から呑み続けで、結構酔っぱらい状態。



紹興酒をグラスに表面張力いっぱいまで。といいつつしっかりこぼしちゃってます。



最後にビールももらっちゃっているようですね。19:30過ぎまで、1時間半のお花見打ち上げだったのでした。
(おわり)

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