愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

八幡浜みかん熟

2011年02月12日 | 日々雑記
八幡浜みかん熟(じゅく)のお知らせ

YGP(八幡浜元気プロジェクト)とA★KIND(八幡浜高校商業研究部)のメンバーを中心に組織している八幡浜アグリプロジェクト実行委員会。

柑橘をより身近に感じてもらい、農家と市民・観光客の交流の場となるためのプロジェクト。

内容は、柑橘や加工品の販売、カンキツ○○ゲーム、歌う生産者フレッシュレンジonステージ。

日時は、2月19日(土)13:00~15:00

会場は、JAにしうわ本店(JR八幡浜駅前)

ホームページは、こちら 八幡浜元気プロジェクト。



文楽公演せまる!

2011年02月12日 | 日々雑記
去年の今頃、愛媛の文楽合同公演の現場の裏方として、音響や照明やらいろいろ動き回ったことを思い出した。大変ながらも、充実した時間を過ごして、ますます文楽にハマってしまいました。

さて、前にもお知らせしましたが、明後日2月14日(月)は、西予市三瓶町で文楽公演があります。




毎年2月に西予市三瓶町で行われる「鑑賞文楽」。三瓶町の朝日文楽(県指定文化財)を継承する「こども朝日文楽クラブ」(小中学生)と、三瓶高校「文楽部」が合同公演を行います。日程、演目は以下のとおり。


(日時)
平成23年2月14日(月)13:30~15:40

(会場)
三瓶文化会館 広域学習ホール

(出演)
こども朝日文楽クラブ「傾城阿波鳴門 順礼歌の段」
三瓶高校文楽部「三十三所花の山壺坂観音霊験記 山の段」

主催 三瓶町小中高連絡協議会
共催 西予市教育委員会三瓶教育課・朝日文楽会



【解説】愛媛のお祭りパート2

2011年02月09日 | 日々雑記
さきほど、USTREAMの番組 愛媛・八幡浜TVon USTREAM にて、

【解説】愛媛のお祭りパート2 をライブ配信しました。


視聴者数名。

見ていただきありがとう!

でも、音声が他の番組と比較してもやはり小さい。

これがなかなか克服できない。


さて、内容は、大正時代末期の愛媛の祭り写真の紹介。

昭和2年3月に愛媛県学務部社寺兵事課が

県内の神社における特殊神事をまとめて

『愛媛県に於ける特殊神事及行事』を刊行(個人蔵)。

そこに掲載されている写真を解説しました。


過去の配信も見ることができます。

アドレスはこちら。


【予定】22:30~愛媛・八幡浜TV on USTREAMライブ

2011年02月08日 | 日々雑記
本日、平成23年2月8日(火)、22:30~22:45頃に、

愛媛・八幡浜TV on USTREAMのライブ配信をしたいと思います。

たぶん、できると思います。(技術面はなんとか見通したった!)



えっ?急だって?

そこは勘弁。


今日、立ち上がったばかりなのに、早速のライブ配信。


内容は、教育テレビ的お祭りスライド上映の予定。

愛媛のお祭りの写真を解説します。

時間は10分~20分程度。


USTREAMのアドレスはこちら

愛媛・八幡浜TV on USTREAM


※USTREAMのトップページから、「八幡浜」で検索するとヒットしますので、見つけやすいとおもいます。






USTREAM

2011年02月08日 | 日々雑記
愛媛・八幡浜TV on USTREAM

講座や講演会、そして各種イベントなど、USTREAMでライブ配信できないか模索していたのですが、簡単なようで簡単ではない。2月10日に某文化協会で講演するので、iPhoneを使ってそこで初配信しようと思っていましたが、wifiが使えない。3G回線だけだと、ほぼ無理に近い。あと音声の問題もクリアできない。

ただ、自宅で配信するのであれば、回線も問題ないし、パソコンもあるし、ビデオカメラもあって中継映像を流せるし、電源もある。そこで昨晩から半日で作ってしまったUSTREAM番組 愛媛・八幡浜TV on USTREAM

試行しながら、ぼちぼち配信します。



USTREAM配信番組愛媛・八幡浜TV on USTREAM

愛媛・八幡浜を中心に南予の歴史・文化などを紹介する地域情報番組。NHK教育テレビ的USTREAM。堅苦しい。真面目すぎる。安っぽい。でも視聴者数が少なくても厭わない。ブログ「愛媛の伝承文化」の動画版としてスタート。なお、開局の設備投資は約3000円!手間も資金もかけない「愛媛・八幡浜TV on USTREAM」。当面、不定期配信。iPhoneでの配信も随時、実験中。

八幡浜 三瓶 郷土の先人 曽我鍛

2011年02月08日 | 地域史
八幡浜・西宇和の郷里の歴史を顧みるに、山下宅治や上甲米太郎などの先人が近年、クローズアップされてきたが、まだまだその業績を充分に市民には認知されていない人物も多い。その中で、私が今、気になっている人物がいる。曽我鍛(正堂)さんである。伊予史談会の設立者の一人で、雑誌『伊予史談』を創刊から35年間、編集を担当するなど、戦前の愛媛の文化界を支えた方である。現在の西予市三瓶町鴫山の出身。鴫山は旧双岩村だが、昭和の合併の際に三瓶町に編入され、今は西予市となっている。私は歴史的環境からいえば、八幡浜・西宇和の出身の人物という捉え方をしている。

参考までに曽我鍛さんがどのような経歴の方か、『愛媛県史』人物編(平成元年発行)に紹介された文章をここで転載しておきたい。



曽我鍛(そがきたえ)


明治12年~昭和34年(1879~1959)

新聞記者。

号は正堂・黄塔・鬼塔。

明治12年7月15日西宇和郡布喜川村五庄屋敷(現三瓶町)に曽我孫七の長男に生まれる。

明治34年3月松山中学校を卒業し、

同38年7月早稲田大学文学部卒業。

大正2年4月伊予日々新聞主筆、

同4年7月から昭和20年7月まで35年間「伊予史談」編集主任。

大正8年9月大阪毎日新聞松山通信部主任。

同9年11月愛媛青年処女協会を設立し「青年と処女」誌を発行。

昭和4年『豫陽叢書』の刊行を始め、既刊9冊。

同8年大阪毎日新聞松山支局長、同9年退職。

同11年「愛媛文化」編集発行、

同21年西宇和郡双岩村民生委員、同22年同村農地委員長、

同34年12月28日脳動脈硬化症にて逝去、80歳、

三瓶町鴫山の祖先の墓地に葬られる。

著書には『井上要伝』『郷土伊予と伊予人』

『子規と漱石』『正岡子規伝』『中江種造伝』などがある。

なお、遺稿集として『曽我鍛文集』がある。


冷めた麦飯

2011年02月06日 | 日々雑記
以前、羽田空港で食べた空弁「仙台の牛たん麦飯」。麦飯は冷めたらあまり美味しくないが、この麦飯、まあまあ納得の味。

愛媛の南予地方のかつての郷土料理といえば、どうしても段畑の芋・麦が主食であり、冷めた麦飯についてもいかに美味しく食べるかいろんな工夫があったはず。

参考までに、冷めた麦飯を敢えて食べてみた。今回の空弁は当たり。


時の迷路をiPhone iPadで楽しむ!

2011年02月05日 | 日々雑記
愛媛県出身の香川元太郎さん作•絵の「時の迷路」。いま、iPhone iPadのアプリになっています。

試作版は、幸せなことに、私、昨年秋に打ち合わせで上京して、香川さんのご自宅にうかがった際にチョットだけ体験させてもらいました。そのときはじめてiPadをさわったのでした。

このアプリですが、本の「時の迷路」以上に、いろんな仕掛けがあるので、本を持っている人でも二度おいしい!紙ベースではない電子書籍のいろんな可能性を感じます。

このアプリの紹介文はこちら。


さあ迷路をぬけて、いろんな時代を旅しよう。
謎をとき、かくされた絵をみつけよう。
きみは、時の石(トケイ石)を全部あつめて、現代にもどってこれるかな?

詳細に描かれた各時代の風景の中に、迷路がはりめぐらされています。
それをうまく乗り越え、かくし絵のクイズを解きながら時代を旅するゲーム感覚のアプリです。
迷路のほかに、かくしえ、クイズもあり、何度でも繰り返し楽しめる内容になっています。

旅するのは
●現代
●恐竜時代
●氷河時代
●縄文時代
●弥生時代
●古墳時代
●奈良時代
●平安時代
●鎌倉時代
●戦国時代
●江戸時代
●時間のさけめとなっている時の回廊
以上、全12画面

すべての時代をクリアすると、ボーナスステージとして、恐竜が動いたり、鳴き声が聞こえたり、楽しい仕掛けが隠されています。

歴史考証イラストの専門家として、歴史雑誌や学習参考書などに多数の作品を提供している香川元太郎氏のベストセラー絵本がアプリとなって登場!

大人も子供も一緒に楽しめ、知的興味を刺激する新感覚の迷路アプリです。

9:21

2011年02月04日 | 日々雑記
昨年秋にはじめて自分の携帯電話を持ったのだが、このブログも携帯からの投稿が多くなった。ここ最近の30件の投稿を集計すると、自宅パソコンからのウェブログが9件。携帯からのモブロク21件。結構、携帯を手放せない生活になっています。

節分 旧正月 タンポポ

2011年02月03日 | 日々雑記
今日は節分。しかも旧正月。明日は立春。暦の上では春が来た。職場の近くで、タンポポが咲いていた。といっても外来種のセイヨウタンポポ。冬でも咲く季節感をちと狂わせる花。といっても日当たりの良い場所に位置していたし、今年初めて見つけたタンポポ。春の使者と思い込もう。


網元祇園丸のちりめん

2011年02月03日 | 日々雑記
もう一つ、明浜町のうまいもん。愛媛県西予市明浜町狩浜の網元祇園丸さんのちりめん。明浜町はカタクチイワシの稚魚を捕るちりめん漁が盛んだが、これをゆでて、天日で干して(たしか地元で半日程度と聞いた)完成。無添加の天日干しのちりめん。私はここのちりめんを一番好んでいる。こんな贅沢な食材はないと思うくらい、これで作ったちりめん丼は美味しい。まさに幸せの瞬間。さきに紹介した無茶々園と連携していて、陸・山ではかんきつを有機栽培して海に流れるものを安心・安全になるよう心がけているようで、ミカン・ちりめんという海・山の恵みを産地全体で盛り上げている。


一笑堂本舗の豆板

2011年02月02日 | 日々雑記
八幡浜市保内町宮内の一笑堂本舗の豆板。節分も近いので、豆を食べんといけんと思って、思わず買いに行ってしまった。この豆板、インパクトがあって、一度食べると、いずれまたチャレンジしたくなるお菓子。昔なつかしい味プラス充分な歯ごたえ。ちょっとしたお土産にも使えます。

「体感・実感!にっぽんの名城」

2011年02月01日 | 日々雑記
もう一つ、香川元太郎さんの情報。

NHK教育テレビで放映中の「直伝・和の極意 体感・実感!にっぽんの名城」。毎週木曜日。

次回は2月3日。

まずは13:05~13:30に先週の再放送。内容は、天下人家康の「究極の城」名古屋城。

香川元太郎さんが描いた名古屋城天守のイラストも紹介されると思います。

そして22:00~22:25は、天下無双の「要塞」大坂城です。


名城を歩く 伊予松山城

2011年02月01日 | 日々雑記
『新版名城を歩く』(西ヶ谷恭弘氏監修)全12巻が一昨年、昨年にPHP研究所から出版されていますが、その中の1冊に『伊予松山城』があります。

この本の付録に「伊予松山城鳥瞰復元図」があります。イラストは、愛媛県出身の歴史考証イラストレーター香川元太郎さんが担当。五層天守時代の松山城の様子がわかります。

定価は600円。この本では、松山城だけではなく、周辺の伊予の名城・古城も紹介されています。愛媛県内の城の入門書として入手しやすい本です。

今でしたら多くの一般の書店でも販売されているようです。