天童大人プロデュース「詩人の聲・岩田亨公演」。17回目になります。昨年末に制作した、新作700首、第一歌集『夜の林檎』のアンソロジー。こういったものを、ノーマイクで一時間聲に載せます。 . . . 本文を読む
慢性的な不況のもとで、新年が明けました。斎藤茂吉もその生涯は順風万版ではなく、失意の時代を経ています。海外留学より帰った43歳から46歳のかけて。歌集では『ともしび』の時代です。 . . . 本文を読む
新年になると新聞などに、新年を祝う短歌が掲載されます。新聞歌壇の選者が編集部の以来に基づいて寄稿するもの。ところがこうした作品は、挨拶短歌になることが多いものです。今年は朝日新聞に「戦争の予兆への懸念」「秘密保護法への批判」を表現する作品がいくつかあって、珍しい例ですが、新年の歌はどうしても類型化してしまいます。『短歌』2014年1月号に「新年を祝う名歌」という特集がありました。ここでその内容を、振り返ってみましょう。 . . . 本文を読む