岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

斎藤茂吉の短歌の魅力

2022年10月14日 22時20分06秒 | 茂吉:佐太郎総論
「斉藤茂吉なしに近代短歌は語れない」といったのは国文学者の故・今西幹一。近代短歌の「巨人」だ。巨人といえば大西巨人「大概の歌人は10首詠んであたりは半分くらい。斎藤茂吉はあたりが八割はある」といった。 このことは余人の及ばないところ。「知っている歌人は、斎藤茂吉と俵万智」といったのは僕の知人だ。それだけ存在感がある。 加えて表現が多彩だ。・隣室に人は死ねれどひたぶるに箒ぐさの実食いたかりけり 「赤 . . . 本文を読む

斎藤茂吉の言葉を手掛かりに:短歌表現の多様性ということ

2012年01月22日 23時59分59秒 | 茂吉:佐太郎総論
このブログは斎藤茂吉と佐藤佐太郎のことを中心に記事構成しています。つねに茂吉・佐太郎を強調するので、何だか「原理主義者」のように思っている方もいるようで。さて困りました。そこで今日は少し角度を変えて記事を書きたいと思います。 . . . 本文を読む

齊藤茂吉と西郷信綱

2010年04月13日 23時59分59秒 | 茂吉:佐太郎総論
西郷信綱は古代文学の研究者。斎藤茂吉は近代短歌の歌人。その西郷信綱の著書に「斎藤茂吉」があります。西郷信綱の登場する他のブログの記事をみても、日本語の起源・民間信仰などに関するものが多いようです。ここに若干の違和感を持つ人もいるのではありませんか。今日はそのへんのお話を・・・。 . . . 本文を読む