「東関東大震災」で東北地方との陸路が寸断されました。これが被災地支援の壁になりました。しかし逆に分かったこともあります。それは首都圏が東北地方に依存しているということです。それは・・・。 . . . 本文を読む
一日中短歌のことを考えている僕ですが、そういう僕も今回の震災の「被災者」のひとりになってしまいました。勿論、公的なものではありませんが、それだけ広域災害となったということでしょう。・・・ . . . 本文を読む
このところたて続けに作品批評を書きました。「運河」誌上の約80人の作品と、「星座α」の約30人の作品。合計で700首近くについてです。両誌とも「斎藤茂吉と佐藤佐太郎の歌論と実作に学ぶ」という目標があるので、作品批評もそれにもとづいて書いたのですが。・・・ . . . 本文を読む
「歴史に if はない」と言われます。また歴史に「たら」「れば」はないとも言われます。しかし歴史過程は「運命」によってあらかじめ定められたものではありません。戦争の問題も同じだと僕は思います。・・・ . . . 本文を読む
原子力発電所。今度の震災で「原子力災害」を引き起こしていますが、短くて数週間、長くて数か月、放射性物質を出しつ続けるという見通しが出されています。そういったことをいちはやく短歌作品に詠み込んだ短歌作家がいます。塚本邦雄です。 . . . 本文を読む
「アララギ」(根岸短歌会)といえば、正岡子規ー伊藤左千夫ー島木赤彦・斎藤茂吉・土屋文明という子弟関係が一般に言われています。しかし、歌論の上からも、実際上も伊藤左千夫は「異色」なそ存在です。それでいて、「アララギ」草創期に重要な役割を果たしています。そのあたりのことをまとめてみました。・・・ . . . 本文を読む
地震などの大規模災害でおそろしいのは「流言飛語」です。大正時代の関東大震災では、文字通り人間の命を左右しました。そして経済への悪影響も広がりを防げませんでした。これにも、不用意な発言や群集心理が働いていました。・・・ . . . 本文を読む
「東日本大震災」は、地震・津波・原子力災害・広域被害と、かつてない大惨事となりました。1923年(大正12年)の関東大震災に思いが及ぶのですが、斎藤茂吉はこのことを留学先で知り、作品に残しています。・・・ . . . 本文を読む