ここに西暦2000年の「短歌研究」6月号があります。20世紀最後の年。その特集は「新しい『感性』を表現する」です。時期から言って、21世紀の短歌はどうなるかということでしょう。しかし、13年経った今の時点で読むと何やら違和感を感じます。「短歌の文学性」「抒情詩としての短歌」に大きく関わることです。 . . . 本文を読む
僕が短歌を本格的に始めた頃、「写生」を標榜する結社に入りました。「写生」とは何かと悩んだ時、正岡子規の書き残したものを探して、夢中になって読んだものでした。その時の「覚書」が書類の束から見つかりました。大切な事なので、十年ぶりに公開します。 . . . 本文を読む