岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

齊藤茂吉、最期の絶唱:「つきかげ」より

2010年01月13日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「赤光」によって衝撃的デビューをした斎藤茂吉。「赤光」とそれに続く「あらたま」の印象派的傾向は、いくたの変遷をとげながら、60歳代中頃以降の「白き山」「つきかげ」の絶唱へと変わっていきます。ここでは「つきかげ」から、「茂吉最後の絶唱」というべき作品をみてみましょう。 . . . 本文を読む

齊藤茂吉と佐藤佐太郎は後進に何を望んだか

2010年01月11日 23時59分59秒 | 茂吉:佐太郎総論
 齊藤茂吉、佐藤佐太郎ともに近現代を代表する歌人ですが、後身に何を望んだのでしょう。「万葉調でいくということは、万葉集の言葉を真似するのでなくて、万葉の人々がなぜそういう言葉遣いをしたかを考えることである」という正岡子規の言葉がありますが、茂吉や佐太郎はどう考えていたのでしょうか。・・・ . . . 本文を読む