岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

小説『坂の上の雲』その後

2011年12月24日 23時59分59秒 | 歴史論・資料
スペシャル・ドラマ「坂の上の雲」。日清日露戦争の時代を描いたドラマ。日露戦争が終わり、ポーツマス条約が結ばれたのが、1905年(明治38年)。その後の「日韓併合」が1910年(明治43年)。つまり「坂の上の雲」の舞台は明治という時代です。この時代は短歌とも大きな関わりをもつので、ここでもう一度、時代背景を整理してみたいと思います。・・・ . . . 本文を読む

『坂の上の雲』のあとに・日清日露戦争のもたらしたもの

2011年12月17日 23時59分59秒 | 歴史論・資料
スペシャル・ドラマ「坂の上の雲」。最終回は「日露戦争の日本海海戦」でした。気になるのは、日露戦争のあと何が残ったかがどう描かれるかということでした。「薔薇色の近代社会」となるのは勿論、「血であがなった近代社会を手にした」というのも問題があると思います。その理由は・・・。 . . . 本文を読む

『坂の上の雲』・日露戦争の勝敗:斎藤茂吉、土屋文明はどう聞いたか

2011年12月10日 23時59分59秒 | 歴史論・資料
旧日本軍には「不敗神話」というのがありました。「日清・日露の戦役以来、連戦連勝。寡兵よく大軍を破る。」というのがそれです。これが国力の差を無視した無謀な日米開戦に道を開くのですが、「連戦連勝」というのは事実でしょうか。少し考えてみたいと思います。短歌との関係でいえば、与謝野晶子や斎藤茂吉の「赤光」の初期にあたり、斎藤茂吉の学生時代の話です。・・・ . . . 本文を読む