今日は大みそか。一年の〆の日です。このような日に「お固い話」で申し訳ありませんが、何か今年中に言って置かなければならない気がして。無論、短歌の話です。・・・ . . . 本文を読む
様々な貿易交渉が行われています。他方、金融不安は徐々に世界各地に広がっています。短歌は「国民詩」と言われますが、国家のありようが変わっていく過程のように僕には思えます。それは・・・。 . . . 本文を読む
スペシャル・ドラマ「坂の上の雲」。日清日露戦争の時代を描いたドラマ。日露戦争が終わり、ポーツマス条約が結ばれたのが、1905年(明治38年)。その後の「日韓併合」が1910年(明治43年)。つまり「坂の上の雲」の舞台は明治という時代です。この時代は短歌とも大きな関わりをもつので、ここでもう一度、時代背景を整理してみたいと思います。・・・ . . . 本文を読む
斎藤茂吉は餅を好んだようで、餅を食う歌を多く残していますが。スーパーで切り餅が山積みにされている現代と違い、餅という食べ物は特別なものだったのでしょう。最近では米粉・ビーフン・国産小麦が注目されているようですが。・・・ . . . 本文を読む
今年亡くなった北杜夫。斎藤茂吉の次男で本名・斎藤宗吉。その次男坊が学生時代、短歌で父、斎藤茂吉と競ったことがあります。正確に言えば、斎藤茂吉の作品に答えるような形になっています。失恋の歌らしいものもあって。・・・ . . . 本文を読む
スペシャル・ドラマ「坂の上の雲」。最終回は「日露戦争の日本海海戦」でした。気になるのは、日露戦争のあと何が残ったかがどう描かれるかということでした。「薔薇色の近代社会」となるのは勿論、「血であがなった近代社会を手にした」というのも問題があると思います。その理由は・・・。 . . . 本文を読む
旧日本軍には「不敗神話」というのがありました。「日清・日露の戦役以来、連戦連勝。寡兵よく大軍を破る。」というのがそれです。これが国力の差を無視した無謀な日米開戦に道を開くのですが、「連戦連勝」というのは事実でしょうか。少し考えてみたいと思います。短歌との関係でいえば、与謝野晶子や斎藤茂吉の「赤光」の初期にあたり、斎藤茂吉の学生時代の話です。・・・ . . . 本文を読む