岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

戦争を悲しむ歌:土屋文明の短歌

2011年06月24日 23時59分59秒 | 私が選んだ近現代の短歌
伊藤左千夫の弟子のなかで、「写生」をリアリズムに発展させたのが土屋文明。「叙情詩人からリアリズムへ転換」というのは岩波文庫「土屋文明歌集」の帯文にある言葉です。6月23日は「アジア太平洋戦争」末期の沖縄戦が終結した時期。組織的な日本軍の戦闘はこれを以て終結したと言われます。その戦争を戦前・戦中の土屋文明はどう見ていたか。興味のあるところです。 . . . 本文を読む

土屋文明・小論

2011年06月22日 23時59分59秒 | 作家論・小論
近現代短歌の歌人の中で見逃せない歌人の一人は土屋文明でしょう。島木赤彦・斎藤茂吉と並ぶ、伊藤左千夫の三人の弟子のひとりにして、最も長寿。あれほど長く続いた「アララギ」も土屋文明没後ほどなくして分裂。それほど大きな存在だったのでしょう。・・・ . . . 本文を読む