岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

角川「短歌」4月号:「特集 アンソロジーの功罪」

2012年03月29日 23時59分59秒 | 総合誌・雑誌の記事や特集から
アンソロジーは詞華集とも言い。複数の歌人の作品を集めた歌集です。例えば、「現代短歌秀歌100人」などというものがあります。僕の家にもアンソロジーが何冊かありますが、みなコンセプトが違います。何人の歌人を選ぶか、誰が選ぶか。問題があります。アンソロジーは広く読まれるものですから、アンソロジーに載った歌人の歌は残るものです。逆にいうと、アンソロジーに載らない歌人の名も作品も残らないことになります。さまざま問題があるようですが。 . . . 本文を読む

ノモンハン事件の歌:坪野哲久の短歌

2012年03月18日 23時59分59秒 | 私が選んだ近現代の短歌
「ノモンハン事件」。日米開戦に先立って起った日本とソ連の軍事衝突です。日本軍は大損害をこうむったのですが、その詳細は終戦まで明らかにされませんでした。ただ「戦死者が出た」。と国内には伝わりましたが、坪野哲久はこれを短歌作品として残しています。 . . . 本文を読む