岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

万葉集から学んだもの:「アララギ」と「心の花」

2010年12月19日 23時59分59秒 | 短歌史の考察
アララギ(根岸短歌会)は「万葉集」から学ぶのを特徴として来ました。一方、「心の花」も万葉集の研究を家業とする歌学・国文学者の佐佐木信綱によって創刊されました。正岡子規の生前には、「心の華=現・心の花」に「根岸短歌会」の会員の作品が掲載されたりしたようですが。その後は少し趣が異なってきたようです。・・・ . . . 本文を読む

戦後の思想の混乱期と短歌

2010年12月12日 23時59分59秒 | 短歌史の考察
「星座」創刊号の尾崎主宰の「佐太郎のことば①」に「戦後の思想の混乱期にあたり・・・短歌というジャンル自体が踏みにじられかねない風潮の中にあった。」という一文があります。思想の混乱と短歌の否定。これについて僕の知っている範囲で、まとめてみたいと思います。・・・ . . . 本文を読む