1961年(昭和36年)浅間山が噴火に遭遇します。こういう自然災害も実体験に基づけば、短歌の素材となります。実際は恐ろしかったのでしょうが、佐太郎は冷静に短歌作品に残しています。その場ではなく、帰宅してから作品として仕上げたのでしょうが。・・・ . . . 本文を読む
青森県竜飛岬。ここで佐太郎は夕日を見送り、短歌作品を残しています。歌碑に残っている作品からするとやや見劣りがするのですが、それでも作者の独自性と工夫が見られます。その作品は・・・。 . . . 本文を読む
島木赤彦の死後斎藤茂吉を経て、「昭和のアララギ」を支えてきた土屋文明。伊藤左千夫の弟子の中では最も長生きしました。数多くの歌終を刊行しましたが、その代表歌集は「山谷集」と「青南集」だと僕は思います。その理由は・・・。 . . . 本文を読む
少年時代に読んだ本に「サハラ砂漠」と「鳥取砂丘」を比較したものがありました。日本の砂丘は川が運んできた砂を海の波が打ち上げてできたとか。だから砂丘は海沿いにある。こんなことがやけに脳裏に残っているのですが。茂吉の砂丘の歌です。・・・ . . . 本文を読む
斎藤茂吉は1882年(明治15年)生まれ。1952年(昭和28年)に亡くなるまで、何回も経済恐慌をくぐりぬけて来ました。「円高・株安・世界同時不況・同時金融危機」の現代を見たらどう思うでしょう。茂吉が経済をどう見ていたか。こんな角度から考えてみました。・・・ . . . 本文を読む
短歌を本格的に詠むようになって、今年で11年目。これから書く事はブログの記事にするほどのことではないかも知れません。でもこれは僕にとって大事なことです。題して「僕の短歌効用論」。・・・ . . . 本文を読む
宮柊二は「戦後短歌の旗手」と呼ばれます。一方、近藤芳美は「戦後短歌のリーダー」と呼ばれます。「旗手」と「リーダー」どこがどう違うのか判然としませんが、二人とも「戦後短歌」に大きな足跡を残したということでしょう。・・・ . . . 本文を読む