岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

佐藤佐太郎31歳:都会暮らしの孤独を詠う

2010年05月29日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
 佐藤佐太郎は小学校卒業後すぐに上京して、岩波書店員となりました。その後しばらく岩波書店裏の小部屋で一人暮らしをすることになります。都市に住む青年の孤独感漂う作品を集めたもの。それが第一歌集(編年順にいくと第二歌集)、「歩道」です。 . . . 本文を読む