日本の戦後は、激動の時代です。しかし「戦後史」とシンプルな表題の書籍はそう多くはありません。また、高度成長期で終わったり、石油ショックで終わったりします。現代は次々と過去の歴史になるからです。そんな中でも、9・11テロという21世紀初頭まで叙述された書籍を御紹介します。中村政則著「戦後史」です。 . . . 本文を読む
歴史認識を巡って、論争が絶えません。「従軍慰安婦」「靖国神社」「沖縄の集団自決」「南京事件(大虐殺)」など問題点は多岐に渡ります。それらを総合的見地から、第一次大戦も含めて叙述した好著があります。江口圭一著「二つの大戦」です。 . . . 本文を読む
「従軍慰安婦」の問題、南京事件の問題。歴史認識が問われる現代ですが、それらを通して問われているのは「戦争をどう評価するか」でしょう。それに対する一つの答えを出した著作があります。家永三郎著「戦争責任」です。 . . . 本文を読む
「憲法改正」が、にわかに政治の論点として浮上しています。「改正」に賛成するとしても、反対するにしても、現行の日本国憲法を読みこむのが必要でしょう。そういうことに適した一冊を御紹介します。 . . . 本文を読む
集団的自衛権の問題が、にわかに論点となっています。国連、自衛権、手段安全保障、集団的自衛権。これらの問題と課題を考えるのに、参考となる好著があります。「集団的自衛権と日本国憲法」です。 . . . 本文を読む
集団的自衛権容認が閣議決定されました。しかし、半数を超す国民が「議論は不十分」と世論調査で回答しています。また、一内閣が憲法解釈を閣議決定によって憲法解釈を変更するのは「立憲主義」に反するとも言われています。ここでは「議論が不十分」だった、集団的安全保障と集団的自衛権の違いをまとめておきましょう。 . . . 本文を読む
日本最大の「基地県」と言われる沖縄。1951年の「サンフランシスコ講和条約」によって、アメリカの施政権下に組み込まれ、1972年に、日本に返還されました。しかし、本書を読むと「未だ米軍の占領下」にあるような実態が続いているようです。 . . . 本文を読む
安倍政権のもとで、マスメディアの姿勢が問われています。朝日新聞の「従軍慰安婦」の報道を巡って、様々な議論が起こっています。テレビでは、NHKと朝日放送の、集団的自衛権の報道が、対照的なのが話題となっています。今、マスメディアに何が起こっているか。NHKの元プロデューサー、ディレクターが著書で告発しています。 . . . 本文を読む