「運河」370号に、「現代の詩としての短歌を求めて」と題するエッセイを投稿しました。ブログバージョンを、ご紹介します。 . . . 本文を読む
人間が自分を客観的に見られないように、自分の国を客観的に見るのも、大変に難しいことです。二か国以上の言語を習得した人は、それぞれの国を客観的に見えるのでしょうか。ここに大変興味のあるエッセイ集があります。アーサー・ビナード著「日々の非常口」です。 . . . 本文を読む
先の戦争には多くの兵が日本より出征しました。殺し殺されるのが戦争です。よって出征した人のなかには、その記憶が、一首の「心の傷」となっています。そんな心情を詠った現代短歌を御紹介しましょう。 . . . 本文を読む
2013年10月より「詩人の聲」のプロジェクトに参加しています。このプロジェクトに聴衆として参加するときは、気に入っ詩集を買うことにしています。先に紹介した「ガレキのことばで語れ」(照井良平著)もその一つです。今回は、天童大人著「エズラ・パウンドの指輪」を御紹介します。 . . . 本文を読む
斎藤茂吉は戦時中の言動を問われて、敗戦後、歌壇の一線から退きました。戦争を煽ったからです。私はこれを「茂吉の負の遺産」と考えています。このことは、『斎藤茂吉と佐藤佐太郎』の中で叙述しました。いずれ、評論として纏める積りですが、ここで少し試論を書きたいと思います。 . . . 本文を読む
「詩人の聲」のプロジェクトに参加してから、半年になろうとしています。短歌を表現方法として選んだにも関わらず、何故、現代詩の世界に飛び込んだか。さまざまな方より質問されているので、ここでご紹介しましょう。 . . . 本文を読む