岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「短歌研究」5月号:「記録する文学としての短歌」

2012年04月24日 23時59分59秒 | 総合誌・雑誌の記事や特集から
「短歌研究」5月号の特集は、102人の男性歌人作品集。そのうち50人が短いエッセイを書いています。テーマは「記録する文学としての短歌」。震災詠を詠む人、詠まない人がいますが、過去の「記録詠」とエッセイに注目しました。・・・ . . . 本文を読む

熱きミルク:「星座」61号16首詠

2012年04月20日 23時59分59秒 | 岩田亨の作品紹介
「星座」は「かまくら春秋社」が刊行する総合文芸誌ですが、普通の文芸誌と違うのは「The 星座」という欄があって、会員になれば短歌の投稿が出来るところです。その欄の冒頭は尾崎主筆が10首があり、その次に16首詠というのがあり「巻頭歌」となるのですが、61号で僕の作品がその16首詠となりました。それは・・・。 . . . 本文を読む

春の暮方の歌:斎藤茂吉の短歌

2012年04月13日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「寒雲」は斎藤茂吉の第12歌集ですが、次男の北杜夫が高校時代いたく感動たと言います。そして、「大学進学にさしさわりがあるから、短歌作りはやめよ」と茂吉から言われるまで作歌を続けたそうです。あまり一般には知られていませんが、「『暁紅』における抒情的色調は・・・次第に安定の状態に到っている」と岩波文庫の解説にあるとおり、見るべきものがある歌集です。戦争詠がなければ、もっと評価が高かったでしょう。そこから春を詠った作品を選びました。・・・ . . . 本文を読む

中国はどこへ(現代中国論)2012年

2012年04月10日 23時59分59秒 | 政治経済論・メモ
斎藤茂吉は1930年(昭和5年)の秋から冬にかけて、満鉄(南満州鉄道株式会社)から招かれて満州旅行をしました。満鉄と言えば、「植民地経営」のための国策会社で、満州の宣伝に一役かったことになりますが、その中国が今揺れています。文化大革命の頃の国に戻ってしまうことはないのでしょうか。考えてみました。・・・ . . . 本文を読む