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保守記事.233-3-7 思惑、先行

2009-06-16 11:15:23 | 記事保守

リニア新幹線Bルート要望相次ぐ 伊那でJR東海が説明会

更新:2009-6-14 6:01

 リニア中央新幹線の整備をめぐり、上伊那地区の建設促進期成同盟会(会長・小坂樫男伊那市長)を対象にしたJR東海による説明会が13日、伊那市役所で 開かれた。JRが念頭に置く南アルプス貫通のCルートについて、出席者からは「コスト面だけでルート選択しているが、あまりにも独善的」などとし、諏訪・ 伊那谷回りのBルートでの建設を求める意見が相次いだ。

 上伊那地方の自治体の首長や議員、商工団体関係者ら約230人が出席。JRの担当者がリニアの基本技術を説明した。JR側の要請で冒頭以外は非公開で行われた。

  出席者からはルートに関する質問が続出。南ア貫通のCルートについて、「南アに長いトンネルを通すのは危険」「トンネル内で緊急事態があったとき、どうす るのか」「リニアは地域振興の原動力になる期待がある。人のいないところに鉄道が走って何の意味があるのか」などと疑問を投げ掛けた。

 JR側は、A、B、Cの各ルートで建設費など主要データを精査中とし、ルートは未決定との立場を強調。今後、主要データを「県に説明し、地域にも説明する。その上で共通の理解に立ち、意見交換を引き続き行う」と理解を求めた。

 出席者からは、このほか「各県のルートは各県に委ねるべき」「1県1駅でなく、駅を増やしてほしい」「人を物のように速く運ぶなら直線になるが、これからの時代は、もっと人間的ゆとりが必要。人間的、将来的な選択を」との要望もあった。

  小坂会長は開会あいさつで、南アの隆起や、国内の長大な山岳トンネルの難工事、南アを世界自然遺産や世界ジオパーク(地質遺産)に登録する運動も挙げ、C ルートに反対する考えを改めて強調。出席したJR関係者に「(Bルートを願う)上伊那の心意気をしっかり(上層部に)伝えてほしい」と求めた。

 終了後の会見で、小坂会長は「説明会のニュアンスとするとCルートありき。今後は知事にBルートをはっきり言ってもらうしかない」と述べ、JRに対しては主要データが出た段階で、地区単位での説明会を開いてほしいとした。

 伊那商工会議所の向山公人会頭は取材に「きょうの説明会は、JR東海の方針を地元が理解したものとは受け止めていない。今後は、地域がなぜBルートが必要なのかを、地元でも意見交換していくことが大切だと思う」と述べた。

 説明会はJRが5月29日に松本市で開いた県内5地区の同盟会への説明会で、地区ごとの開催を求める強い要望が出たため、4地区で開催を計画し、伊那市が3地区目。


飯田でリニア説明会 飯田駅・直線ルート求める声相次ぐ

 リニア中央新幹線構想をめぐるJR東海による説明会が15日、飯田市で開かれ、出席者からは飯田駅の実現や南アルプスを貫通するトンネルを建設して東京-名古屋間を直線的に結ぶCルートによる整備を求める声が相次いだ。
 参加者からは「早期実現に向けて、早くCルートによる建設計画を示してほしい」などC案による経路設定を望む声が多数寄せられたほか、「国家の100年 の計を考えれば幹と枝葉は分けて考えるべき」と県などが求めるBルートに否定的な考えを示す意見も挙がった。
 県議会がB案支持を打ち出す方向で調整を進めているが、飯田商工会議所の幹部は「県内の意見は分かれており、決議はできないものと考えている。それよりも早くC案で県内を一本化し、早期実現に向けて取り組んでほしい」と語った。
 飯田市の渡辺副市長は「市はこれまでどおり、ルート問題に翻弄されず、ただひたすら飯田駅の実現に向けてまい進したい」と従来どおりの姿勢を強調した。


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