警察官 拳銃を駅のトイレに置き忘れる 使用の形跡なし 兵庫
2019年9月30日 7時45分
兵庫県警察本部の27歳の警察官が29日夕方、JR相生駅構内のトイレに、弾の入った拳銃などを一時置き忘れていたことが分かりました。拳銃は、ほかの利用客が発見し、駅員が警察に届け出て、使われた形跡はありませんでした。兵庫県警察本部は「拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底したい」としています。
29日午後4時ごろ、兵庫県警察本部鉄道警察隊の27歳の女性巡査長が、JR相生駅の新幹線乗り場の構内にあるトイレを利用した際、個室の中に拳銃と手錠の付いた革製のベルトを置き忘れました。
拳銃はおよそ1時間半後にトイレに入ったほかの利用客が見つけ、駅員が警察に届けました。
拳銃には弾が入っていましたが、使われた形跡はありませんでした。
巡査長は当時勤務中で、相生駅や列車内などで警戒に当たっていたということです。
兵庫県警察本部鉄道警察隊の川崎英三副隊長は「拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底し、今後、このようなことがないようにしたい」とコメントしています。