「ダッシュ村その後」城島が村人と感動の再会果たす!!
2011年04月24日
「ザ!鉄腕!DASH!!」(日テレ)で約10年もの長い間放送を続けてきたDASH村。主にTOKIOメンバーらが、村人たちと共に昔ながらの生活を体験するという趣旨の番組で、視聴者に暖かさや田舎の素晴らしさを思い出させてくれる番組です。
震災後、この村の所在地は福島県浪江町にあることが判明。震度6の地震と大津波、そして原発事故により避難指示が出ており、その後の村人たちの安否が心配されていました。
24日放送の同番組で、ようやく村の現在の様子や村人たちについて放送。浪江町の沿岸部はあらゆるものがなぎ倒されるなど、当時の震災の悲惨さが伝 わってきます。村で飼っていた動物たちは「伊香保グリーン牧場」に、柴犬の北斗はスタッフの家に預けられ、人々は避難生活を強いられています。
現在、漬物名人の三瓶孝子さんは福島市にある娘夫婦の家に仮住まい。同じく福島市内に避難をしている、ダッシュ村を支えてくれていた村人たち数名も集合し、城島と感動の再会を果たしました。
「避難生活は1カ月が限界」「気のみ着のままで飛び出した」「飼っていた牛は3頭死んだ。3日ごとに(村へ)戻って牛の世話をしに行ったんだが、人 間がいないことに恐怖を感じているのか震えながら飼料を食べていた」「蜂はそのままにしている」「今回の震災は地震、津波、原発、風評被害、4つの被害が 重なって身動きがとれない。姿の見えない幽霊につきまとわれ、右往左往して恐怖し不安を覚えている状態」などと口ぐちに近況を報告。
親しみ深い村人の顔が見れて、ほっとしたと話す城島。またいつか、村人たちによるDASH村が復活する日が来ますようにと、願わずにいられません。
(文=ricaco)
DASH村も原発避難区域 TOKIO「元に戻したい」
人気アイドルグループ「TOKIO」が日本テレビ系列の番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画として10年以上にわたって築き続けてきた「DASH村」 が、福島第一原発事故の影響で「計画的避難区域」に入った。メンバーは24日夜の放送で、復興に向けて活動していくことを誓った。
DASH村は福島県浪江町の山間部にあり、メンバーは2000年から地元の人と野菜を育てたり、食卓を囲んだりしてきた。ただ、人が集まって混乱しないよう、番組では所在地を公表してこなかった。
この日の放送では、DASH村が浪江町にあることを明示し、村を手伝ってくれていた浪江町民や飼っていた動物が無事避難していることを紹介。リーダーの 城島茂さんが町民のもとを訪れた様子が映し出された。メンバーはそれぞれに「何としても元に戻さないと」(松岡昌宏さん)、「村を作り直せば、きっと元気 を取り戻せる」(国分太一さん)などと話した。
浪江町の馬場有(たもつ)町長は、役場機能を移転している同県二本松市で放送を見た。過去の映像が流れると「懐かしい浪江だな」と一言。そして「町民みんなで復興していく」と決意を語った。
DASH村の放送開始当時に番組担当プロデューサーだった日本テレビの今村司・編成企画部長は「DASH村の復興は浪江町の復興であり、東北地方の復興。番組を作っている者みんなで向き合っていきたい」と話した。(南出拓平、田村隆)
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