野球、サッカーの決勝ですら…現地からSOS
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北京五輪の世界的不人気が深刻だ。開会11日前にもかかわらず開閉会式を除く売り切れ競技はゼロで、人気の野球、サッカーですら決勝戦チケットが簡単に
手に入る緊急事態に陥っている。北京五輪組織委員会(BOCOG)は新たに82万枚のチケットを放出したが、すかさず現地エージェントから日本の代理店に
買い取りSOSが届く始末。このままでは、史上最悪の“お寒い”大会になるのは間違いない。
全世界的にチケットがだぶついている北京五輪だが、なぜか、中国国内では争奪狂想曲が起きている=北京(AP、クリックで拡大)
チケット放出直後の25日、インターネット専門の旅行代理店「イー・ホリデーズ」(東京)を経営する岡部正彦さん(50)のもとに、長年取引がある中国のチケットエージェント関係者から一通の英文メールが届いたという。
「いまならどんなチケットでも手に入る。もっとツアーを組めないのか? 全然、動員が足りない」
イ社では今年に入り、独自ルートで五輪チケットの仕入れを開始。野球・サッカーを中心に200枚のチケットを確約したうえで30本のツアーを用意したが、催行が確定したのはわずか1本。「今からでも見たい競技があれば、ほぼ確実にツアーが組める」という。
「結局、200枚のチケットはデポジット(予約金)が発生する6月中にすべて手放しました。30年間代理店をやってきて、こんな事態は(日本が出場を辞 退した)モスクワ五輪以来初めて。通常、五輪ではどんなマイナー競技でも1カ月前までにはほぼ完売し、それ以降は入手不可能が当たり前でした」
岡部氏が信頼して取引する大手チケットエージェント(米国)の買い付け画面を見せてもらうと、野球決勝36枚、サッカー決勝79枚が、25日昼の時点で「即時注文可能」となっている。その気になれば、個人単位でも購入できるというから、まさに前代未聞だ。
岡部氏はホテル不足も想定し、昨夏から北京市内の高級マンスリーマンションを月50万円前後で仕入れたが、こちらもすでに放出。五輪中でも1泊3万円で 予約可能といい、当初、1泊10万円だったことを考えれば超破格だ。大手代理店では、当初50万円前後のツアーが多く、120万円台もあったが、いまは軒 並み20万円を割り込む惨状。中国ツアーに、100円でムリヤリ人気薄の競技観戦を組み込んだものまである。
「公式エージェントの看板に2000万円もの大金を払い、JOCルートでチケットを買い取った大手代理店は大赤字でしょう。これまでさんざん悔しい思いもしましたが、今回だけは、特需のアテは外れても赤字にならずに助かった」と胸をなで下ろしている。
同社では、五輪の名物応援団長で北京での“引退”を宣言している山田直稔氏(82)と野球日本戦やサッカー日米戦を観戦するツアーをすべて20万円未満 で用意しているが、こちらも売れ行きは大ピンチ。山田氏は「通常の五輪なら、オンボロホテルに泊まるだけで20万円かかる。世界的大イベントがこんな安さ でみられるチャンスは2度とない。みんなぜひとも、参加して!!」と話している。
ZAKZAK 2008/07/28
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51192083.html
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