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保守記事.16-36-2 海外にも目を向けよう

2017-08-09 16:44:45 | 記事保守

中央アフリカ、赤十字職員ら60人死亡 「ジェノサイドの兆候」

2017年08月09日 11:54 

【8月9日 AFP】紛争が続く中央アフリカで、過去数週間に赤十字(Red Cross)職員を含む少なくとも60人が殺害されたもようだ。AFPが国内各地の目撃者証言を基にまとめた。国連(UN)は「大虐殺(ジェノサイド)の初期兆候がみられる」と警鐘を鳴らしている。

 8日までに集まった目撃者情報によると、北部のニョーンデイ(Ngaoundaye)とバタンガフォ(Batangafo)、中部のカガバンドロ(Kaga-Bandoro)、南部のアリンダオ(Alindao)とガンボ(Gambo)で武装集団の衝突が続いており、数週間で少なくとも計60人が死亡したとみられる。

 中央アフリカでは2013年、キリスト教徒のフランソワ・ボジゼ(Francois Bozize)大統領がイスラム教徒中心の武装勢力連合「セレカ(Seleka)」によって失脚させられたのを機に宗教対立が激化。武装集団による現在の衝突の主な背景となっている。

 武装集団は金やダイヤモンドといった天然資源、紛争後の地域での影響力の確保を求めて争っている。紛争ではこれまでに、人口450万人の国民のうち50万人が避難民となっている。

 AFPの取材に応じた地元赤十字のアントワーヌ・ムバオ・ボゴ(Antoine Mbao Bogo)代表によれば、ここ数日の間にガンボの医療センターで「数十人」が虐殺され、その中には赤十字から派遣された職員少なくとも3人が含まれているという。

「(こうした事態では)通常、遺体を埋葬する赤十字が死者数を報告しているが、赤十字の職員が殺されたらそれすらできなくなる」と同氏は懸念を示している。

 ガンボで起きた襲撃の状況については明らかになっていない。首都バンギ(Bangui)以外の地域では政府も軍も実質的に機能していないため、死傷者の実態を確認することは難しくなっている。

 国連のスティーブン・オブライアン(Stephen O'Brien)緊急援助調整官(人道問題担当国連事務次長)は7日、米ニューヨーク(New York)で開かれた国連の会議で、中央アフリカについて「ジェノサイドの初期兆候がみられる」と述べ、手遅れにならないように直ちに行動する必要があると訴えた。(c)AFP/Amaury HAUCHARD

 

「かつてない残虐さ」内戦状態の中央アフリカが悲惨な状況になっている

 

「幽霊国家」が崩壊? 中央アフリカの異常事態

Murder and Mayhem in the 'Phantom State'

既に無秩序状態にある国で虐殺が拡大新たなテロの巣窟化に国連も警鐘を鳴らすが

2013年12月11日(水)17時03分
 

 アフリカ大陸のど真ん中にある内陸国で、今また殺戮とレイプの連鎖による深刻な人道危機が起きている。

 多くの宗教が混在する中央アフリカ共和国で、少数派のイスラム系武装勢力が貧しい子供たちに武器を持たせ、「聖戦」の先頭に立たせようとしている。このままだと新たなジェノサイド(大虐殺)が起き、国そのものが空中分解しかねない。
 

 旧宗主国フランスは既に、首都バンギに治安維持の名目で400人の兵を駐留させており、さらに1000人規模の増派を準備している。事態を重く見た国連も現地に展開する平和維持部隊の強化を検討中だ。

 アフリカ連合からも既に中央アフリカ国際支援任務(MISCA)として2500人の兵士が送り込まれ、来年には3600人にまで増やすという。

 中央アフリカは、人呼んで「幽霊国家」。1960年の独立以来、相次ぐ動乱の歴史をたどり、残虐な独裁者や無能な政府が続き、いまだ国家としての体を成していないからだ。

 今回の紛争は、北部でイスラム教徒主導の反政府勢力セレカが武装蜂起した昨年12月に始まった。中央アフリカの人口の半分以上はキリスト教徒で占められ、イスラム教徒は全体の15%程度にすぎないが、セレカは今年3月にバンギを制圧しキリスト教徒のボジゼ大統領を失脚させた。9月にセレカの中心的指導者ミシェル・ジョトディアが暫定大統領に就任。1年半の移行期間を経て、15年までには総選挙を実施すると宣言した。

 しかしジョトディアが自らの地位の正統性を確保するためにセレカの武装解除を打ち出すと、政権奪取に貢献した戦士の多くが猛反発し、国内各地で暴れるようになった。ジョトディア自身、もはや傍若無人な武装集団の行動をコントロールできないと認めている。

 

 セレカ系の武装集団はキリスト教徒の村々を襲撃して女性をレイプし、子供や男性を殺害し、殴打して縛ったまま川へ投げ込んだりしている。住宅や商店は火を放たれ、商品などが略奪されている。役所の建物内部も荒らされ、書類が燃やされている。国連によれば、既に人口の10%近くに相当する推定40万人が国内避難民となっている。

 特に荒れているのは北西部だ。首都から北へ300キロほどのボサンゴアにあるカトリック教会の周囲には、3万人以上のキリスト教徒が避難している。そして町の反対側にあるイスラム教の学校の前にもイスラム教徒数百人が身を寄せている。このままだと無差別の殺戮が始まりかねない。「地域社会間の調和が恐怖に取って代わられた」と、エリアソンは言う。

 統治と治安の空白に国外のテロ組織が付け込んで勢力を伸ばす恐れもある。既にウガンダの凶暴な武装集団「神の抵抗軍(LRA)」が拠点を築いたとされ、ナイジェリアやスーダン、マリのイスラム過激派も国境を越えようとしていると、フランスや国連は指摘している。

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