米少女殺害 「彼女の死はアクシデント」 逮捕元教師殺意否認 (西日本新聞) - goo ニュース
【バンコク17日永田健】米コロラド州で1996年、ジョンベネ・ラムジちゃん=当時(6つ)=が殺害された事件で、殺人容疑などで逮捕された米国人の 元小学校教師ジョン・マーク・カー容疑者(41)は、逮捕地のタイ・バンコクで報道陣に対し「彼女の死はアクシデントだった」と述べ、殺意を否認した。
タイ警察は16日、米国捜査当局からの要請に基づき、バンコク中心部のアパートでカー容疑者を逮捕。タイ国家警察のスワット入国管理局長が17日に会見 し、逮捕を発表した。会見にはカー容疑者も同席。拘置先の入国管理局でカー容疑者は、報道陣の「少女を殺したのか」との質問に対し「私は彼女を愛してい た。死んだのはアクシデントだった」と答えた。
タイの捜査当局などによると、カー容疑者は数年前に米国を出国。アジア各国を旅行し、タ イにも数回訪れていた。昨年6月ごろからタイに滞在し、一時ビザ更新のためにマレーシアへ出国して今年6月に再入国。バンコク市内で教師の職を得るための 申し込みをしていた。タイ警察は近く身柄を米国へ移送する。
事件は、ジョンベネちゃんが美少女コンテスト優勝経験者で、父親も会社経営者という背景から、当時の米国で強い関心を集めた。
=2006/08/18付 西日本新聞朝刊=
事 件発生から約10年ぶりの急展開に、米テレビはかなりの時間を割いて事件を報道、タブロイド紙もジョンベネちゃんの写真とともに「解決」などの大きな見出 しを付けて大々的に報じているが、米捜査当局は、結論に安易に飛び付かないよう警告するなど、慎重な姿勢を示している。
捜査当局はカー容疑者のDNAと、ジョンベネちゃんの指のつめに残っていた犯人のものとみられるDNAを照合する方針。同容疑者はバンコクでの記者会見では殺意を否認している。
【バンコク17日永田健】米コロラド州で1996年、ジョンベネ・ラムジちゃん=当時(6つ)=が殺害された事件で、殺人容疑などで逮捕された米国人の 元小学校教師ジョン・マーク・カー容疑者(41)は、逮捕地のタイ・バンコクで報道陣に対し「彼女の死はアクシデントだった」と述べ、殺意を否認した。
タイ警察は16日、米国捜査当局からの要請に基づき、バンコク中心部のアパートでカー容疑者を逮捕。タイ国家警察のスワット入国管理局長が17日に会見 し、逮捕を発表した。会見にはカー容疑者も同席。拘置先の入国管理局でカー容疑者は、報道陣の「少女を殺したのか」との質問に対し「私は彼女を愛してい た。死んだのはアクシデントだった」と答えた。
タイの捜査当局などによると、カー容疑者は数年前に米国を出国。アジア各国を旅行し、タ イにも数回訪れていた。昨年6月ごろからタイに滞在し、一時ビザ更新のためにマレーシアへ出国して今年6月に再入国。バンコク市内で教師の職を得るための 申し込みをしていた。タイ警察は近く身柄を米国へ移送する。
事件は、ジョンベネちゃんが美少女コンテスト優勝経験者で、父親も会社経営者という背景から、当時の米国で強い関心を集めた。
=2006/08/18付 西日本新聞朝刊=
「薬のませ性的暴行」 首絞めたと容疑者
【ニューヨーク17日共同】米コロラド州の少女ジョンベネ・ラムジちゃん殺害事件で、タイで逮捕された米国人の元教諭ジョン・マーク・カー容疑者は調べ に対し「薬物をのませ性的暴行をした」と供述した。また、誘拐を試みたがうまくいかず、首を絞めたとも供述したという。タイ警察高官らの話としてAP通信 が17日報じた。事 件発生から約10年ぶりの急展開に、米テレビはかなりの時間を割いて事件を報道、タブロイド紙もジョンベネちゃんの写真とともに「解決」などの大きな見出 しを付けて大々的に報じているが、米捜査当局は、結論に安易に飛び付かないよう警告するなど、慎重な姿勢を示している。
捜査当局はカー容疑者のDNAと、ジョンベネちゃんの指のつめに残っていた犯人のものとみられるDNAを照合する方針。同容疑者はバンコクでの記者会見では殺意を否認している。
米メディア、ジョンベネ事件の続報は慎重
米コロラド州ボルダーで96年12月26日にジョンベネ・ラムジーちゃん(当時6)が絞殺された事件の容疑者がバンコクで逮捕されたことについて、米テレビはトップニュースとして取り上げながら、この段階で事件解決とまで言えないと慎重な姿勢もみせている。
コロラド州の地元の検事は17日に記者会見したものの、「結論に飛びつかないように」と話し、容疑の細部の質問に一切答えなかった。逮捕にどれだけの根拠があるのか、メディアも測りかねている模様だ。
容疑者がこれまで全く捜査線上に浮かんでいなかったことや、過去にジョンベネちゃんの両親に疑惑の目を向けた過熱報道があったことも、メディアの慎重姿勢の背景にあるようだ。
検察の記者会見で明らかになったのは、逮捕が緊急のものだったということぐらい。ジョン・カー容疑者(41)がバンコクで小学校低学年の教員として採用される可能性があったことが影響したと報道されている。
容疑者は報道陣のカメラの前でジョンベネちゃんの死にかかわったと認めたものの、「偶発的だった」とし、話の内容も遺体の発見状況と必ずしも一致しないようだ。報道では容疑者はコロラド州に住んだことがなく、別れた妻が事件当夜には別の場所にいたと話しているともいう。
こうしたことから、テレビ各局は容疑者を「本命」と結論づけるには多くの疑問が残ると伝えている。容疑者はジョンベネちゃんや別の少女が殺された事件について調べていたと伝えられ、関心を抱くあまり直接かかわったと名乗り出た可能性も指摘されている。
【過去記事】保守記事.21 おや?ではなかった
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