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保守記事.383 宗教と科学

2010-01-14 18:07:00 | 記事保守

宗教信じ病院行かず、乳児死なせた疑いで両親逮捕

 福岡県警は13日、病気の長男(生後7か月)に医師の治療を受けさせず、死亡させたとして、宗教団体職員の福岡市東区唐原4、高月秀雄容疑者(32)と妻の邦子容疑者(30)を殺人容疑で逮捕した。

 両容疑者は、宗教団体が提唱する「浄霊」という患部に手をかざす行為で、病気を治そうとしていた。容疑を認めているという。

 発表によると、両容疑者は、長男の嘉彦ちゃんが重度のアトピー性皮膚炎にかかっているのに、病院で治療を受けさせず、昨年10月、自宅に寝かせたまま敗血症で死亡させた疑い。

 嘉彦ちゃんは昨年2月に生まれ、2、3か月後にアトピー性皮膚炎を発症。黄色ブドウ球菌などの細菌に感染して気管支肺炎を併発し、敗血症になった という。両容疑者は、宗教団体の教義に従い、手をかざすなどの行為を繰り返していたという。高月容疑者が嘉彦ちゃんが呼吸をしていないことに気づいて 119番し、搬送先の病院で死亡が確認された。死亡時の体重は平均の半分の4300グラムしかなかった。

 この宗教団体の本部は福岡市東区にあり、全国に約1万人の信者がいるという。高月容疑者は小学生、邦子容疑者は中学生の時に入信し、両容疑者の親も信者だった。

 高月容疑者は「信仰を重んじて病院へ行かなかった。子供を見殺しにしてしまった」、邦子容疑者は「人間本来の自然治癒力で良くなると信じていた。後悔している」と供述しているという。

2010年1月14日  読売新聞)

乳児死亡で両親入信の「新健康協会」捜索


 福岡市で昨年10月、低体重でアトピー性皮膚炎の乳児に手かざしによる「浄霊」をし、病院での治療を受けさせずに死なせたとして殺人容疑で父高月 秀雄容疑者(32)と母邦子容疑者(30)が逮捕された事件で、福岡県警は14日、2人が入信し、職員として勤務する福岡市東区の宗教団体「新健康協会」 総本部を関係先として家宅捜索した。

 県警によると、死亡したのは両容疑者の長男嘉彦ちゃん(当時7カ月)で、両容疑者は「手をかざせば治ると思っていた」と供述。秀雄容疑者は小学生の時から、邦子容疑者も中学時代からの熱心な信者で、両容疑者の親も信者だった。

 ほかの複数の信者も嘉彦ちゃんに手かざしをしていたといい、県警は教義の内容や、死亡までの経緯の把握を進める。

 新健康協会のホームページや捜査関係者によると、同協会は九州をはじめ北海道や関東、関西地方などに支部など70カ所以上の関連施設があり、約1万人の信者がいる。

 一方、保健師らが市の家庭訪問事業で、両容疑者の自宅を2回訪ねながら嘉彦ちゃんと会えず、体重減少などの異常を把握できていなかったことも判 明。親が子どもに治療を受けさせない「医療ネグレクト」は身体的虐待と比べ周囲が気付きにくく、ハイリスク家庭の把握には訪問事業が重要な機会で、今後に 課題を残した格好だ。

 福岡市によると昨年5月、乳児がいる家庭の育児相談のため民生委員が訪問。邦子容疑者から「赤ちゃんが泣いていて手が離せない」と断られ、嘉彦 ちゃんの様子を確認できなかった。同9月には、嘉彦ちゃんが4カ月健診を受けていなかったため保健師が訪問したが留守だった。市の担当者は「結果として見 逃してしまったことは残念」としている。(共同)




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