■“愛人”殺害指令実行できず
【ソウル=水沼啓子】韓国検察は28日、脱北者を装った北朝鮮の女性スパイが実は、韓国情報機関に北朝鮮の情報を提供したこともある二重スパイだったと明らかにした。また、同日付の韓国紙「文化日報」は、北朝鮮の金正日総書記が脱北者の中に工作員を潜入させるよう直接、指示していたと報じた。
検察によると、27日に逮捕され、国家保安法違反罪で起訴された元(ウォン)正花(ジョンファ)被告(34)は2003年と翌年、情報収集を目的に近づ いた韓国情報機関の男性要員2人から、北朝鮮の機密情報を入手し提供すれば毎月500万ウォン(約50万円)の報酬を出すと持ちかけられた。元正花被告は これに応じた。
ただ、提供した情報は上司の承認を得たものだったという。同被告は男性要員2人を殺害するよう命じられたものの、“深い関係”にあり実行しなかった。同 被告の実父や継父も北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察)所属の工作員だった。実父は1974年に韓国に潜入したが、射殺されたという。
一方、文化日報によると、2000年3月21日の労働党中央委員会で「金総書記から『脱北者の中に工作員を侵入させろ』という指示があり、国家安全保衛部をはじめ対南工作の関係部署による脱北者を利用した対南スパイ工作が始められた」という。
韓国統一省によると、今年6月末現在、韓国への脱北者は約1万4000人。元正花被告は01年10月に中国経由で韓国に渡り、翌月に韓国の情報機関「国 家情報院」に脱北者だと申告した。その後、韓国の情報・捜査機関による身元、経歴調査を受けたが、工作員であることに気づかれず、02年1月、脱北者の韓 国定住を支援する施設「ハナ院」に入所した。約8週間教育を受け退所し、韓国人としての生活を始めた。
同被告は今年7月までに、韓国政府から支援金など計9090万ウォン(約900万円)を受けており、結果的にスパイ活動の資金になった。
今回の事件では、10年間続いた親北政権下で緩んだ韓国の対北意識が露呈された。この10年間で韓国で捕まったスパイは、同被告を含めて2人だけだとい う。北朝鮮工作員が韓国の情報機関の監視網をすり抜け、軍などで堂々とスパイ活動を続けられた背景には、脱北者が増え続けている状況下で、明らかな犯罪行 為がない限り監視が難しいという現状がある。
これまでの親北政権が北との関係に気を使い過ぎ、対南工作活動への監視を怠ったためという批判もある。
李明博政権が誕生し、今後は工作員の摘発が増えるという見方もある。
保守記事.110 将軍様、マンセー!
保守記事.110-2 将軍様、マンセー!
保守記事.110-3 暴れん坊将軍様!
保守記事.110-4 それでもがんばる、将軍様!
保守記事.110-5 グルメな将軍様!
保守記事.110-6 香港ネズミーに行きたかったんでしょ?
保守記事.110-7 将軍様は、言うことが違う!
保守記事.110-8 お前が言うか!!
保守記事.110-9 やることが違う!
保守記事.110-10 将軍様、マンセー!
保守記事.110-11 それでも、将軍様、マンセー!
保守記事.110-12 それでも、将軍様、マンセー
保守記事.110-13 新☆アノ国クオリティー
保守記事.110-14 朝貢外交?
保守記事.110-15 何かと話題な将軍様
保守記事.110-16 親愛なる将軍様ww
保守記事.110-17 ただの、将軍様の嫌がらせ
保守記事.110-18 将軍様は悪くない!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます