「RDG レッドデータガール 6 星降る夜に願うこと」を読みました。
このシリーズの最終巻となってしまいました
作者の 荻原規子 さんは、日本を舞台にしたファンタジーを描くのが、本当にお上手!
「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」の3部作、「風神秘抄」 あたりも非常に良かったですが、
今回の「RDG」は、舞台が現代という辺りが新しかったです
でも、1冊ずつが時間を開けて出るので、前回のストーリーを忘れていたりして、
続けて一気に読みたくなりました
陰陽師、山伏、神降ろし、審神者、などなど・・・・日本の神秘系が出て来てワクワクしますよ~
主人公の成長する姿がすごく良かったです!
最後には、余韻が残り・・・残り過ぎて、続きが読みたくなってしまいました
表紙は 酒井駒子 さん
(1巻のイラスト)
この人のイラストが大好きなんです~~~
この自信なさそうな、無垢な感じ
もう主人公の和泉子はすっかりこの表紙の女の子で、私の中でストーリーが進んでます
そういえば、1~5巻まで、全部表紙の和泉子の視線はちょっと逸れていたのが、
6巻ではちゃんとこちらを向いてる
もしかしたら、そこらへんも、物語の中での成長を表しているのかなぁ・・・・とか深読みしてみたり
結局図書館で借りて読みましたが、やっぱり全部手元に置きたくなってしまいます
なにやら、そろそろアニメになって放映されるらしいのですが、どうなるんでしょう
正直、見たくないなぁ。
そっとしておいて欲しい複雑な心境です