身近な植物図鑑 (夏編)ムラサキカタバミ・ホタルブクロ補足しました
今回は ムラサキカタバミです
ムラサキカタバミを調べてみると
南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。花は桃色。種子は付けない。繁殖は鱗茎の周囲に小さな鱗茎を生じることで行われる。無性繁殖(むせいはんしょく)というものです。
土の中の鱗茎を取り尽くすのが難しいので、駆除の困難な雑草であるが、葉を刈り取った場合、殆ど畑に鋤き込まれ肥料となることもある。また、葉が一面に茂るため、他の大型の雑草の生育を阻害する。また、石垣に生えた場合は、葉が石垣内への雨水の侵入を防ぎ、鱗茎とあわせ、石垣内の土の流失を防ぐ役目もするなど益草としての一面も持つ。
と、なっています。
種が出来ているのをみたことがありません。抜き取ると鱗茎がぶら下がっていますね、
写真です。ちょっと花の付きが悪いのですが、まちがいないです
一緒に、「ジャノヒゲ」と「オシロイバナの新芽」が、写っています
そういえば、このあたりのムラサキカタバミは、梅雨にはいることろ、葉の裏側に黄色の塊(カビ?)が出来て、枯れてしまっていました。
ずっと、そういう植物だと思っていましたが、最近、この時期まで赤紫の花を咲かせている物を見かけるようになってきました。
ホタルブクロ
ホタルブクロにホタルを入れたらどうなる? を補足してみました。
我が家の二・三軒先の家に毎年咲きます
ホタルブクロはこの薄紫の他に、別の家の庭には白色のホタルブクロもあります。
この筒状の花の中に捕まえた蛍を入れて楽しむ・・・だから「ホタルブクロ」だとか・・本当でしょうか
調べてみました
名前は、「花の中に蛍を閉じ込めると、 その明かりが外へ透けて見える」ところから ・・きているらしい。
また、提灯の古名を「火垂(ほたる)」といい、その提灯に似ているので「ほたる」、それが 「蛍」になったとも。
うーん、どうなんでしょうね
蛍を捕まえてホタルブクロに閉じ込める。。。なかなか、蛍を自由に捕まえられないし、しかも、ちょうど、ホタルブクロがそばにあるなんて、むずかしいですよね・・・・・
でも、いろいろ調べてみたら、実際、試され方がいました・・・・だから、インターネットはいいですね。
ホタルブクロの由来 で検索をしていたところ
File 81 ホタルブクロ・・・・このサイトの終わり近くの図20が、ヤマホタルブクロにホタル入れて洗濯ばさみで止めてとった写真として載っていました。
元、石川県立自然資料館の館長さんだった本多郁夫さんが在職中に、ホタルブクロの語源に関して、「ホタルをホタルブクロに入れたらどうなるか」を実験したときの写真です。
ホタルが入ったホタルブクロがぼうーと緑色に光っています。明かりのない自然の中では、もっと明るく感じられるのでしょうね
「知るほど楽しい植物観察図鑑」という自著の中に書かれているそうです。目次は、一番下にあります。ので、ご一読ください。
読んでいると いろいろ、植物の疑問を解消してくれそうなことが、いろいろ書かれていました。
それにしても、薄い筒状の花弁を通しての、蛍の光の何とも、美しいことか。
人工の光にはない優しげな緑色
うーん、蛍の光の色が思い出せない!!
・・・ずっと、前、人工的にわき水を利用して育てた蛍を一時間ほど並んで見た覚えがあります。。
暗幕に覆われた中をポンプで汲み上げたわき水から流れる小さな小川の周囲の草むらにわずかな弱々しげな光が・・・蛍だとか。。。。緑しろかったような気がしない・・・・・・・今となっては、想像するばかりです