良い香りがするサラシナショウマです。白い花を多数付ける長い花序の姿は遠くからでも存在感があり、サラシナショウマが咲いていると思い近づいて行くと花の良い香りが漂ってきます。多くの花序を出しますが、同じ株の中で花満開のものともう実になっているものが一緒にある姿は、なかなか面白く感じました。
オオツルイタドリは以前に1回確認していて、こんな植物もあるんだと思ったのですが、今回再び目にするまですっかり忘れていました^^; 同じタデ科ソバカズラ属で同じつる性植物のツルタデも見付けたので、一緒に並べてみました。両種ともほとんど実の状態ですが、次回は花を中心に見てみたいですね。
👇オオツルイタドリ
果実の形はマラカスのような形をしていて、翼の縁の部分に不規則な浅い切れ込みが見られます。翼部分が赤く色付くのがこの種の特徴だそうですが、3枚目や4枚目にあるメマツヨイグサに絡んだオオツルイタドリの実は緑色のままでした。もっと熟すと赤くなるのでしょうか?
👇ツルタデ(ツルイタドリ)
果実の形は軍配のような形をしていて、翼の縁の部分はつるんとしています。翼部分が広めで切れ込みが無い分、翼の波打ちが目立っているように感じられました。実は熟しても緑色のままだそうです。
飛ぼうとしていましたが、右側にある下翅が腹部に張り付いて翅を展開できずにいるようでした。何回も上翅を広げてはいましたが、結局飛ぶことが出来なかったようです。
(撮影日 2021/9/14)