一握の砂 2008-05-24 00:12:06 | Weblog 今日、いやもう昨日か、石川啄木著の「一握の砂」の復刻本が届きました。 岩手の人には、宮沢賢治は絶大の人気がありますが、啄木はその借金癖と不義理の性(さが)のせいか、あまり人気がないようです。 自分は大学の卒論に啄木を選んだぐらいだから、彼の作品には愛着があります。 君に似し姿を街に見る時の こころ踊りを あはれと思へ 久々に拾い読みした歌のなかで、珠玉の一首にこれを挙げます。