今、テレビで「幸せの力」を観ています。
クリス(ウィル・スミス)はサンフランシスコで暮らす医療機器のセールスマン。家庭では5歳の息子・クリストファー(ジェイデン・スミス)の良き父親だが、セールスの方は思うようにいかず、家族を養うこともままならなりません。朝から晩まで働き通しで家計を支えてきたパートナーのリンダ(タンディ・ニュートン)も、とうとう苦労に耐えかねて、家を出て行ってしまうのです。そんなある日、学歴無用で高給取りへの道が開けると聞いたクリスは、一流証券会社の株式仲買人養成コースに申し込みます。だが半年の研修期間中は無給。しかも家賃滞納でアパートを追い出され、クリスの奮闘の日々が始まりました。ホームレス生活をひた隠しにしながら厳しい研修をこなす一方で、今夜のベッドの確保に奔走するクリス。そんな彼の心の支えは、どんな時も父親への変わらぬ愛と信頼が寄せる、けなげなクリストファーの存在でした。クリスは愛する息子の笑顔に励まされながら、まだ見ぬ幸せを目指して走り続けます・・・
主人公・クリスを演じるウィル・スミスは本作を「涙なしでは観られない。自分の演技に泣いてしまった」と“今までの自分の映画で最高”と絶賛しています。