あまりにも有名な夏目漱石と樋口一葉の写真です。
樋口一葉の父親が夏目漱石の父親の同僚だったために、二人の間で結婚話が進んでいました。ところが一葉の父親が亡くなり。一葉自身も二十四歳で亡くなったため、この話は立ち消えになったそうです。
なお結婚話が進むうちに、一葉の父からたびたび借金を申し込まれたそうです。
当時、一葉の家は、父親が事業に失敗し、多額の借金を抱えていました。それも破談になった原因といわれています。
その後、漱石は愛媛県の松山中学校在職中に貴族院書記官長、中根重一の長女鏡子と見合いをし、熊本の五高に転勤した後に結婚しました。当時漱石は二十九歳。鏡子は十九歳でした。
もし漱石と一葉が結婚していたら、どんな文才のある子どもが生まれていたでしょうか。