僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

忘れ物とドボン

2011-03-05 14:53:32 | 思い出
みんなでわはは はははと笑いながら登校した。

けれど今日はやけに背中が軽い、爽快な気分だ。

校門をくぐり僕は、はっと気がついた。

ランドセルを背負っていなかったのだ  軽いはずだ!
恥ずかしさを押し殺すように僕は駆けた 家へ 家へと


この話を親父にしたら

「馬鹿だなお前 ははは でも実は・・・・

俺も小学校の時肩掛けかばんを忘れて登校したことがあるぞ!」



このおっちょこちょいの遺伝子は親父のものであった


そうこれは私が小学生のときのちょっと恥ずかしい話だ。




次は私の幼少期の話、実家には鯉が悠々と泳ぐ池があった。今はアオサギに連れ去られ
一匹もいなくなったが、当時はかなりいた。

その池の周辺で遊んでいたら、なぜかドボーンと池に落ちた。
僕はあっぷあっぷと溺れもがいた。
すごーく長くもがき苦しんでいた気がするが
実際は15秒ぐらいだろう・・・

しばらくして足が着くのに気がついて 僕は事なきを得た。


そして息子が幼稚園生の時、ザリガニ釣りにいって、沼を覗いていたら
頭から沼に落っこちた そのあと凄い風呂嫌いになった。

そしてまたしてもザリガニ釣りで今度は娘が沼に落ちた。同じザリガニ釣りをしていた全然知らない人に洋服を貸してもらって有難かった。

こうして私の遺伝子も着実に受け継がれていったのである  おしまい