歴史上のライバルで有名なのは、川中島で戦を繰り広げた武田信玄と上杉謙信であろう。
互いの実力が拮抗しており勝敗がつかなかった。このように二人の実力に差がなく、優劣をつけられないときに使う言葉に互角がある。「互角に張りあう」とか「互角に渡りあう」などと使う。
互角の語源は牛の左右の角は長短・大小の差がないことから、二つのものが同等であることを言うようになった。互角を互格と誤用しないようにしたい。 室町時代以前は互角を牛角といったらしい。
互角と同じような言葉に伯仲がある。「実力伯仲」などと使う。
伯仲の「伯」は兄弟の序列で最年長の人を表す。「仲」は序列で中にあたる人、次兄をさし、兄弟の年齢を上から順に「伯」、「仲」、「叔」、「李」という。
伯仲は本来、長男、次男を表した言葉だが、このふたりに大きな差がないことから、力が接近し優劣のつけがたい状態を伯仲と表するようになった。
もうひとつ似た言葉に匹敵がある。比肩などよりも一般的に良く使う言葉だ。
「匹」は象形文字で、並んでいる二頭の馬の胸元を線で書いたものとされている。夫婦のことを匹偶(ひつぐう)などということからもわかる。
つまり匹敵とは、敵と並ぶ(ほどの力を有する者)と言う意味である。
互いの実力が拮抗しており勝敗がつかなかった。このように二人の実力に差がなく、優劣をつけられないときに使う言葉に互角がある。「互角に張りあう」とか「互角に渡りあう」などと使う。
互角の語源は牛の左右の角は長短・大小の差がないことから、二つのものが同等であることを言うようになった。互角を互格と誤用しないようにしたい。 室町時代以前は互角を牛角といったらしい。
互角と同じような言葉に伯仲がある。「実力伯仲」などと使う。
伯仲の「伯」は兄弟の序列で最年長の人を表す。「仲」は序列で中にあたる人、次兄をさし、兄弟の年齢を上から順に「伯」、「仲」、「叔」、「李」という。
伯仲は本来、長男、次男を表した言葉だが、このふたりに大きな差がないことから、力が接近し優劣のつけがたい状態を伯仲と表するようになった。
もうひとつ似た言葉に匹敵がある。比肩などよりも一般的に良く使う言葉だ。
「匹」は象形文字で、並んでいる二頭の馬の胸元を線で書いたものとされている。夫婦のことを匹偶(ひつぐう)などということからもわかる。
つまり匹敵とは、敵と並ぶ(ほどの力を有する者)と言う意味である。