木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

東野氏の最高傑作

2009-11-20 22:44:31 | 書籍
本日一冊の本を読み終えました
文庫本で1000pにも及ぶ長編小説
東野圭吾氏の「白夜行」です

読みたい本を探すうちに
ふと目に止まったのが約1ヶ月前

「そういえば、数年前に
ドラマ化されたっけ」

ドラマ化当時は東野氏のことは知らず
ドラマを見ようとしなかったのですが
その後の好評を思い出し
買うことにしました

そして、通勤の合間に読み続け
そして後悔するのでした

ドラマを見なかったことを

東野氏のファンが最高傑作と
太鼓判を押すことはあります

最後まで飽きのこないミステリー
これはやられました

主人公二人の主観が全くなく
第三者を通して描かれている作風は
読み手をひきつけます
これは逸品でした
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正義とは何か

2009-08-27 20:29:19 | 書籍
いきなり堅苦しいタイトルですが
今回読んだ本を見て
そんなことを考えました

東野圭吾著「さまよう刃

寺尾聰さん主演で映画化という
帯に惹かれて買いました

妻を失い男手ひとつで育ててきた娘を
レイプした上に死なせてしまった
若者2人に復讐する父親の話です

出版当時は裁判員制度がなかったのですが
もしこの事件の裁判員になったら
判断が難しい事件です

具体的には書けませんが
復讐相手にあたる若者二人は
常識を疑う行動をとっており
父親の気持ちはよくわかります

でも、父親のやっていることは殺人
無罪にしたいところですが
それもできないのも現実

展開の面白さだけでなく
色々考えさせられる内容も魅力
映画化によって
登場人物がどのように
息を吹き込まれるのか
注目したい作品です

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小惑星がぶつかるとしたら

2009-07-08 22:44:25 | 書籍
8年後、
間違いなく小惑星が地球に衝突します


こんなニュースが流れたら
皆さん、どんな反応を示しますか

これは実際のニュースではありません

伊坂幸太郎氏の「終末のフール」で
柱となっているニュースです

そのニュースが流れてから3年後
つまり衝突まであと5年のつかの間の平安の中
終末を迎える8人8様の物語

「終末のフール」「鋼鉄のウール」
といったように
「音引き+ル」の見出しがついており
仙台ヒルズタウンという共通項が
各物語をつなげています

これを売っていた本屋の一押しの作品
読んで納得
想像が難しい内容だけに
それを見事に描写した作品

これにはやられました
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蜂蜜色の瞳

2009-07-02 14:18:51 | 書籍
おいしいコーヒーの入れ方
略して「おいコー」シリーズファン待望の
2ndシーズンの文庫化が
はじまりました

1stシーズン最後で
ついに結ばれた二人
お互い相手を思いやりながら
5年間
様々な困難を乗り越えて
よく恋愛感情を持続させてます

勝利とかれん、
本当にすばらしい二人
でも、まだまだ困難は続きそうです
この先も目が離せません
次の文庫が待ち遠しいです
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パロディー名探偵

2009-03-31 23:19:30 | 書籍
「天地人」の原作を読み終えてから
本を読んでいなかったのですが
最近読み始めました

東野圭吾作「名探偵の掟

タイトルからは内容が想像できない作品
4月から始まるドラマの原作というのが
読み始めたきっかけ

その内容は陳腐なミステリー

え、けなすなんてひどい?
いえいえ、褒めているんです

登場人物が時折読者側に立ち
陳腐な内容をこき下ろしています

その内容が面白くて引き込まれました
こんな手法があったとは
気づきそうで気づかない 
まさにコロンブスの卵


原作の名探偵は
よれよれスーツにもじゃもじゃ頭  

でも、ドラマでは
松田翔太さんが演じます
原作との格差も面白そう
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ようやく終了

2008-11-11 18:27:07 | 書籍
やっと、終わりました
1年かけてようやくの終了です

おっと、主語を忘れていました

1年前の11月29日
高校時代のリベンジと称して
一念発起して購入した
司馬遼太郎先生の
翔ぶが如く」文庫本全10冊
昨日、通勤電車ですべて読み終えました

読み始めがかなり前の上に
通退勤の数分、飛び飛びで読んでいたので
10巻すべて頭に入っていないのですが
最も印象に残ったのは
西郷どんのカリスマ性
近代日本の礎を築いたのは大久保利通なのに
明治以降は大久保ほど実績のない西郷さんが
ここまで人気があるのは
ある意味異常にも思えます

でも、それが日本人の根幹なんでしょうね

女性がほとんど出てこない
当然、恋愛の要素もまったくない
物語というより歴史解説書のような
歴史小説ですが、司馬先生の優れた取材力が
凝縮されていました

次は違うジャンルを読みたいです
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私の人生

2008-11-06 12:13:49 | 書籍
先日とあるバラエティ番組で
出演しているのを見て買いました

椿姫彩菜のフォトブック
C`est ma vie
フランス語で「私の人生」
という意味だそうです

まだ20代の彼女ですが
エッセイパートを見ると
紆余曲折が感じられて
この年で「私の人生」を語ることに
何の問題もないと感じます

多くの辛さを体験して
多くの仲間と遭遇して
今、この輝きがあるのだなと
関心させられました

ファンというほど強い気持ちはないけれど
注目はしていきたいと思います

余談ですが、椿姫さんとはるな愛さんとの
2ショットを別の場所でみました
外見に関していえば
はるな愛は女性に近い男性に見えましたが
椿姫さんは本当に女性です

最初は椿姫さんはニューハーフと思っていましたが
それは失礼でした ごめんなさい

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天才同士の対決

2008-08-28 22:25:40 | 書籍
映画公開に先立ち
「容疑者Xの献身」を読みました

しつこくつきまとう元夫の富樫慎二を殺してしまった
元ホステスの花岡靖子
それを庇う数学教師石神哲哉
そこに大学時代の友人だった湯川学が絡むという設定です

その先の内容は秘密

だがこれだけは言っておきましょう

さすがに東野作品の最高傑作
映画も期待していいでしょう

単なるトリックを考える推理ゲームではありません
とても奥の深い作品です
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死神と6人の男女

2008-03-10 17:53:25 | 書籍
映画に先だって
伊坂幸太郎著「死神の精度」を
読み終えました

仕事をするときは必ず雨が降るという
便宜上「千葉」と名乗る死神
上層部に選ばれた人間を一週間調査し
「死」に適しているかを報告して
その死を見届けるのが彼の仕事

コニタンが出る映画だからという
製作者に対し失礼な理由で
興味をもったのですが
それを抜きにしても
この作品の映画はぜひ見たい」です

宇宙人が地球を(なぜか日本ばかり)
調査するというCMがありますが
それを思い出しました
当たり前の出来事を
ここまで異化させるとは
伊坂氏の才能はすごい
金城武が死神を演じるこの映画
必ず見ます

今回藤木一恵の名で
コニタンが主題歌を歌っていますが
原作を見ればその演出も納得
藤木一恵の声が
この映画の柱になりそうです

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ハチミツとクローバー

2008-01-25 22:07:23 | 書籍
火曜9:00に現在放送中の
「8・3・10・9・6・8」
ではなくて
ハチミツとクローバー

話題作ということで見始めましたが
期待以上にいい作品だったので
原作を読みたくなりました

時間の都合で4巻までしか
読んでいませんが
原作もなかなか面白いです

前述の通り私はドラマが初見だったので
原作のはぐちゃんと蒼井優・鳴海璃子の格差にびっくり
もっとも原作に忠実にするなら
小学生を出演させないといけないから
仕方ないことですね
でも、この格差があるから
原作とドラマ両方楽しめるので
いいですけどね

また、原作では真山が中心になっています
ドラマでは竹本ストーリーより
真山ストーリーの方が好きなので
これに関しては満足でした



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