木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

東山の高台

2017-01-30 23:04:29 | 関西
ここも冬の特別公開施設
高台寺
ねね様が秀吉公の菩提を弔うために
建てた寺は近くの祇園に賑わいを
感じさせないほど静かな寺

また、新撰組参謀伊東甲子太郎が
離脱後に御陵衛士の屯所とした場所

戦国の舞台と幕末の舞台が
重なるのが京都の魅力の一つ
ここはその代表です

高台寺自体は通年公開されていますが
今の時期は展望台に上ることができます

茶室、傘亭・時雨亭を見下ろす景色

また八坂の塔の奥にある
京都の街並み

今しか見られない景色
すばらしきかな
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隊士たちの想い夢の跡

2017-01-29 19:50:33 | 関西
大政奉還150年にちなみ
今年の京の冬の旅のテーマは

幕末
その特別拝観施設の一つ
角屋に来ました

かつては花街の一つとして
賑わっていた島原にある揚屋(料亭)

壬生に近いことから
新撰組隊士がひいきにしていたそうで
柱には新撰組隊士による刀傷が
今も残っています


また芹沢鴨は大広間の床の間を背に
多いに飲み、酔って屯所に戻ったところ
暗殺されたそうです
いわば、ここが最後の晩餐の場所


ここに訪問するまで
島原は歓楽街のような場所
と思っていましたがさにあらず
昼は文化人が交流し
夜は料理やおもてなしを楽しむ
健全な社交場だったそうです

大庭の臥龍松

中庭の富士山を模した庭石

それらを見ると風流の場で
あったことに納得

誤解を抱いていたことに反省です
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漢字の聖地

2017-01-29 19:46:04 | 関西
日本漢字能力検定が主管の
漢字ミュージアム

漢字の歴史、万葉仮名や
平仮名・片仮名の基の字の紹介など
漢字の面白さに触れる場所

アルファベッドは26文字
仮名は48文字
対して漢字は5万字近くあります
普段使わないものを除いても膨大な量
漢字が苦手という方の理由の一つは
そこにあるのではないでしょうか

とはいっても、字数が多いからこそ
便利な面もあります
そんな漢字の魅力がたっぷり
このあとの予定があったため
2時間程度の滞在に収めましたが
そうでなければもっといたくなる空間でした

今の時期は歴代の「今年の漢字」が
展示されています
入り口にある2016年の漢字「金」を
筆頭に20の漢字が各年の世相を
伝えてくれます


そしてシンボルともいえるのが
5万字漢字タワー

青が常用漢字、赤が当用漢字
黒はそれ以外の漢字
黒の漢字の中には漢字検定に
登場しないものもあり
世界で最も数の多い文字に圧倒されました

自分の漢字を探そうと思いましたが
断念してしまうほどの多さです
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大政奉還150年

2017-01-29 19:44:55 | 関西
歴史が苦手という方も
きっとご存知であろう大政奉還
今年はそれから150年後の節目の年

だから訪れました
二条城
唐門の向こうには二の丸御殿
そこは撮影禁止のため
画像は紹介できませんが
静謐にして雄大な庭園
複製ではあるけれど
狩野派の襖絵の数々
城の代名詞ともいえる
うぐいす張りの廊下

城郭であるとともに
総合芸術所といってもいいでしょう

慶喜公が大政奉還を表明した大広間には
入ることはできませんが
大名の気分で座してみたい
そんな空間でした

重要文化財二の丸御殿に対し
指定されず公開もしていない
本丸御殿はひっそり
まるで城の主役を明け渡したかのよう

↓こちらは西橋からみる天守台

かつての雄大な天守は姿を失せ
今は石垣が残るのみ

天守台からは咲き始めの梅

重要文化財でなくても
歴史的重みを感じさせる本丸御殿

本郭だけでも1時間歩く規模
城郭こそありませんが
要塞であることを認識させられました
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天正に続くエレベーター

2017-01-25 16:31:26 | 映画
京都の路地裏に立つレトロな宿
本能寺ホテル
そこは戦国時代に続く
不思議なホテルでした

たまたま本能寺ホテルに
泊まることになった倉本繭子が
体験する不思議な物語

生死を考慮しないなら
ぜひこの目に見て
謎の真相にせまりたい本能寺の変
それを目の当たりにできただけでなく
信長様ご本人から人生訓を
伝授されるなんてなんとも贅沢

中国大返しの謎にも言及しており
フィクションとはいえ
歴史の謎にせまった名作です
ただ、一つだけ難をいえば
繭子さん、鴨川を見ながら
戦国に思いを馳せるのはいいけれど
川中島の戦いを思うのはおかしいのでは?

ちなみにホテル本のう寺という
ホテルは存在するそうです
(『のう』は『能』のつくりが『去』)
一泊2万円以上の高級旅館ですが
お風呂も客室もすばらしいですね
おそらくエレベーターは
戦国時代に直結していないでしょうが
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稀勢の里、男泣き

2017-01-21 18:18:52 | ニュース
稀勢の里が悲願の初優勝「うれしい」涙で声絞り出す

2012年初場所に大関昇進してから
5年目の初場所で
稀勢の里関 初優勝

優勝に近い状態にありながら
何度も壁に跳ね返されてきた
でも、強い大関の部類に入る
無冠の実力者がついに栄冠獲得

支度部屋でのインタビューで
涙をこらえる姿が印象的でした
言葉は少なかったけれど
その裏にある本人にしかわからない
苦闘の歴史、感謝の思いが
感じられました

大関になった頃から
見たかった場面
しかし、本人にとっては
通過点にすぎないでしょう

今回は二横綱一大関が休場し
大関二人が不調、
なんとも寂しいなかでの優勝だから
横綱大関勢ぞろいで優勝してこそ
真の覇者といえましょう

それに次は日本人横綱という
目標があるでしょうから
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戦国大名の別の顔

2017-01-18 16:20:39 | 東京
江戸東京博物館で
1月29日まで開催の
戦国時代展
見に行きました。

当然、撮影禁止かと思いきや
以下の資料だけは
撮影可能ということで撮影しました

太田道灌の書状です
自身が所有する寺院の
土地問題を裁量した時の文書
さすがに口語訳がないと読めませんが
歴史の証人に対面で気分です


多くの展示物のなかで
一番人気は川中島合戦図屏風
数年前の大河ドラマ
「風林火山」を思い出させる逸品です
今の善光寺平と変わらぬ地形が
描かれている当たり前が
県民としては嬉しかったです

「ちくまがわ」の表記が
「筑麻川」になっていたのが印象的でした

武具や書状だけでなく
茶器や連歌集などが展示されていました
武術だけでなく文化にも精通していた
戦国大名の一面を見ました。

また、自分の利益だけを考えるのでなく
人を宝として見る
内政の優れた手腕も窺えました

戦だけが戦国ではない
そのことを感じさせる展覧会
戦国ファンが多いのもうなずけます

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ゲレンデミステリー

2017-01-09 09:26:53 | 映画
ゲレンデの立入禁止エリアに
殺人兵器を埋めた元化学研究員
その目印にティディベア
そこから始まるミステリー

疾風ロンド
小説の名作は実写化しても
面白いとは限りません
特にミステリーに関しては
活字だから成立するものも
数多いから。

でもこの小説は
実写化してさらに面白くなりました

特にスキーが久しぶりという
栗林を演じる阿部寛さんの緊張感や
東郷所長を演じる
柄本明さんのイヤミな言動は
小説版よりパワーアップ

また、原作では「里沢温泉スキー場」という
野沢温泉スキー場をモデルにした
スキー場が舞台でしたが
今回ははっきりと「野沢温泉スキー場」と
しており、カーブが多い道も
野沢温泉村の光景そのままでした

話の展開は原作通りだったけれど
原作を読んだ方にこそ見てほしい映画でした

あえて欲を言わせてもらうなら
田中要次さん演じるスキー場職員から
車を借りる場面で
「ガソリン、あるよ」
の一言があれば面白かったのに……。
それは無理か。
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見納め

2017-01-04 20:34:30 | 信州
昨年の1月17日にオープンした
上田大河ドラマ記念館
今年の1月15日を以って
閉館となります

おそらくこれが
最後の訪問となるでしょう

これで6回目の訪問
セットのエイジング加工や
信繁・秀吉らの衣装など
期間通して変わらぬものが
ほとんどでしたが
小道具や時代背景の説明など
回が進むにつれて
変えているものもありました

なかでも一番人気は
撮影現場のヴァーチャル体験
オープン当初は真田屋敷
ドラマ中盤の頃には豊臣屋敷の
光景が疑似体験できました

そしてドラマ終了後の今は
真田丸の光景が紹介されていました
前田軍が真田丸を攻撃する場面は
千葉県にセットを築いて撮影されたとのこと

岩手県江刺市や山梨県北杜市のように
オープンセットをテーマパークにする
場所もいくつかありますが
多くは撮影後に壊されます
勿体ない気もしますが
それも仕方のないことですね
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2017年幕開け

2017-01-02 22:34:16 | 生活雑記
元旦の昼から2日の昼まで


おっと、間違えた

元日の昼から2日の朝まで
仕事だったので
今日、ようやく
今年最初の更新となりました

2017年、明けましておめでとうございます

本日より営業開始の
長野駅ビルや東急百貨店では
福袋が販売されており
それを手にした方が
多く見られした

普段、倹約しているであろう
方々も財布の紐がゆるくなりそうな
初春の光景

クリスマスの頃とは
打って変わっての好天に
出足も好調でした。

そして何度も遭遇しました

ながらスマホ

もっと前向きに進んでほしいものです
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