うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ピンクネコヤナギとギボウシ品種群

2012年03月05日 10時52分53秒 | ガーデニング・庭づくり
ことしはもう暦の上では、「啓蟄」でこのまま「春一番」 が吹かずに気候は推移するのか。ことしの天候はわたしの読みでは2週間以上の遅れと予想し、このブログでも触れたが、どうやらテレビの気象予報では一か月の遅れとなっているらしい。そうすると、この天候異変は20数年ぶりらしい。個人史的には、わたしの子供が小学校入学前後のころだったか。
 寒害もあるが、いい影響としては、昨年の猛暑にもかかわらずこれでは花粉自体も未成熟になってしまい、杉の花粉症の発症期間が短くてすむこと。しかし、その他野菜や果物などの栽培の農家には悪いことになる。味はいいだろうが、春野菜は草丈が低く草姿が通常より小さくなるだろう。果樹は実が着果量が少なく小ぶりになる傾向が考えられる。ビニールハウスなどの促成栽培では重油や電気による加温費用がかさむ。果たして、四季的にはどういうことになるか。

 ところで画像は、ピンクネコヤナギ。猫柳の園芸品種で、またの名を振袖柳(フリソデヤナギ)?と称するのだったかな。
 先おととしの暮れ、近所の植木栽培農家にコブシの材料検査に行った際に、庭先で株立ち状に茂っていたネコヤナギの枝を10数本を分けてもらったもの。これは昔、生け花をしていたころ以来の紅いネコヤナギだった。樹木好きのわたしにとって、久しぶりの遭遇と言ってもいい。早速、花瓶にさしていたら猛然と水中で白く根を発根したので、5、6個に鉢上げしたが、今春確認したらわずかにこれ1鉢のみになっていた。しかも、開花は一花だけ。多分、わたしが迂闊にも水やりを怠ったせいである。
 ここでは、うまく写真に撮れたとはけっして思えないがアップする。ちなみに後方の背景に並んだ冬枯れのポット、鉢物は、各品種のギボウシである。わたしたちにとって、このギボウシ群は多品種少量販売の要であり、言わば親株である。わたしの気分としては、未だ遅し、ギボウシの『芽生え』 である。

  ≪撮影:平成12年 3月4日午後 12時≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
          


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