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この間、チャールズ・チャップリンの「ライムライト」をDVDで見た。「街の灯」につづいて2作目だ。わたしは、チャールズ・チャップリンの映画は昔からあまり好きになれないでいた。若いころに熱狂的なファンが身近な友人にいたが、わたし自身が特別に食わず嫌いでもない、ただわたしにとってきわめて珍しいのだが飽きてしまって映画が終わるまで待てないのだ。なんだか、これ見よがしに都市の街角の市民の哀愁を訴えているようでいやだったのだ。ドラマもそうだが、音楽的にセンチメントあふれる主調低音のテーマがいやだったのかもしれない。
名画とされている「ライムライト」はチャールズ・チャップリンが老年になってからのもの。偶然に手に入ってからから見たが、随分と上映時間が長い。140minで、わたしは半ば義務感に駆られ辛抱して(!?)、二度に分けて見たのだ。
やはり前半はわたしには退屈で、映像では2/3ぐらいから新人女優クレア・ブルームの演ずるバレリーナが売れ始めたあたりから盛り上がり、次にシーンはカルヴェロ役チャールズ・チャップリンに愛情を告白し、由緒ある劇場での特別興行、言わば大団円の場面へと最後まで見ることができた。お陰で、なるほど、喜劇王とはこういうことかと一人合点がいった。
しかし、特に、今のわたしには、老境に至った心情を吐露する科白に惹かれた。そして、はじめて見るチャールズ・チャップリンと共演した無口、無表情の喜劇俳優 バスター・キートン を見ることができたことが嬉しかった。
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