うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ケヤキの紅葉

2018年12月11日 09時58分12秒 | ランドスケープデザイン
日本海側である当地の高速道路は40数年前に開通したと思われますが、関越道や北陸道の平野部のSA、PAの緑地にはどこでもメタセコイヤが並木状に配植されていて、その単調性に鼻白む気がします。植栽設計上、もう少し郷土種の中から特性と階層を考えて樹種を選べなかったものか、という思いです。
 それはさておき、ここでは当地のケヤキの紅葉について記したい。
 関東地方では、たとえば、最近、多摩ニュータウンでも確認したし、わが地元の公園でもケヤキは緑色から一気に褐変します。色相的にきたなくて葉枯れし脱色した感じになる。その地域ごとの気候による紅葉のメカニズムでしょうが、光景としては無味乾燥なものである。こちらではケヤキの紅葉は望むべくもない。

 下の画像3枚は、10月29日、新潟県内の常磐道の阿賀野川SAのケヤキの独立木です。それを方位的には東北側から撮った写真ですが、緑、黄、朱色といろいろな色彩を見せています。通常は日が当たり寒暖の差が大きいほど紅葉の発色がいいとされます。しかし、ここでは一本のケヤキの木の葉が明るくてバリエーションも豊かに情趣ある面白いシーンです。



       


 
 11月22日、新潟県長岡市内、引っ越し直後のアパートの近くのごくありふれた公園です。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新潟、山形から宮城へと経て... | トップ | 記事ごとに分類するカテゴリ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ランドスケープデザイン」カテゴリの最新記事