vagabond moon

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豪華客船でクルーズさ。

2007-06-04 01:12:57 | 人間は考える葦である
 先週カリブから帰ってきました。わざわざ地球の裏側までおのぼりさんした甲斐がありました。全く俺に似合わない世界一大きな客船の旅。3500人のお客を乗せてマイアミからハバナ、ジャマイカ、ケイマン諸島、メキシコを廻る十日間の航海。気分はジョニーデップと言うよりもディカプリオでした。タキシード着てディナーしたり、船のプールでピナコラーダ飲んだり、カジノで散財したり、ジムで遊んだり。資本主義を謳歌してまいりました。
 
 ゆるーい十日間を過ごしたヤツが言うことでは無いのですが…。やっぱりアメリカは危ないね。消費することがステイタスで、そこに何の疑念も持ち合わせていないのがアメリカ人っていう気がする。プールで寝そべる100キロ超の数々。普通の体型のひとびとは大抵イタリア語やフランス語やわけわからん語を話す輩で、マグロは英語なのでした。
 別に太った人が嫌いな訳ではないけれど、あれだけみんながバコバコ食ってたらそりゃ地球も痩せ細る訳ですわ。欲望のままに突っ走っているな、あれ。環境だとかにこだわっていたら、あんなに消費を謳歌できません。自分にも世間様にも、後ろめたさがあるものね。
 アメリカを目指しているらしい我が国。なんとか考え直してもらえないだろうか。せめてヨーロッパ型にしないと、やばいと思うのだが…。
 
 なーんて考えつつ、がっつり資本主義を楽しんで来たのでしたっ!