vagabond moon

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ふるさとチベット大谷翔平。

2021-09-17 18:44:43 | 人間は考える葦である


その昔、ふるさと岩手は「日本のチベット」と呼ばれておりました。
高度成長に取り残された地域が多かったことへの蔑称です。
のちに差別用語として放送禁止になりました。


ん?
が、ちょっと待て、「日本のチベット」って素敵じゃね?!
宮沢賢治はダライ・ラマのような人物だった気がするし、
大谷翔平の清新さも、それにふさわしく思えてくる。
秘境めいた響きは不思議にあふれて頼もしくもある。


飲み友だちで音楽仲間の高橋政彦さんが、
そんなふるさとの重箱の隅をペンで突っついてくれました。
「岩手謎学漂流記」。
海のもの、山のもの、川のもの、
おばあちゃんがこしらえた沢山の小鉢を、
味見しながら平らげてゆくスリルに似ています。


近所のガストで読みふけっていたら、
腰がすっかり固まって、
花巻温泉つれてけ~、と、
駄々をこねました。