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都内の自宅録音部屋。
ひと月ばかり前のこと、
何やらビニールが燃えているような、
工場みたいなヤな臭い。
臭いのもとは、100vを117vにステップアップする安定化電源装置でした。
修理に出したけれど、基盤が燃えていて直しようがないとのこと。
今までありがとう、ご苦労さま。
とはいえ、
録音に使うアウトボードやマイクは電圧が海外仕様のものが多いので、
このままだと録音ができない。
電気工事の人に来てもらって、
以前の録音部屋に増設してあった200vの壁コンセントを取り外し、
現在の録音部屋へ再敷設。
200vから117vと100vにステップダウンする電源トランスを、
久しぶりにつないでスイッチオン。
あらま。
真っ暗。
家中のブレーカーが落ちて、原始の世界へひとっとび。
電源トランスもメーカー修理でしばらく入院。
よって、
新しいアルバム制作はお休み中。
帰省から戻った東京でも、
散歩ばかりしている秋の日です。