甘夏の皮を使ったピール、
オレンジ色のきれいなピールになりました。
甘夏の皮を4つ割りにして実をはがし、表面をゼスターで薄く削ります。
黄色い部分が残るくらいが、きれいな色に仕上がります。
ナイフを使って白いワタ部分の凹凸を切り取る。
ワタは取りすぎると堅くなるので整える程度にする。
皮を水につけザブザブと洗い油分を洗い流す。
鍋に入れ、たっぷりの水を入れ沸騰したら中火で15分ほど。
水できれいに流し、もう一度新しい水で煮て洗い流す。
数時間水につけておくと苦みが薄らぎます。
水けをしっかりきり、重さを量ってグラニュー糖の量を計算する。
グラニュー糖は皮の重さの60%位にしました。
鍋に皮とグラニュー糖の半量、ひたひたの水を入れて火にかけます。
10分ほど煮たら残りの砂糖を入れ、弱火でさらに煮詰めます。
とろみが出て艶が出てきたら完成、煮詰め過ぎないよう注意です。
天板にオーブン用シートを敷き、重ならないように並べる。
100℃に熱したオーブンで30分くらい加熱する。
甘夏のオレンジ色が美しいピールの完成です。
ほんのり苦みの残る大人の味のピールです。
子どもの頃、母が作ってくれるピールは苦みが無く甘かった。
きっと何度も茹でこぼして苦みを取り除いていたのでしょうね。
祖母の介護をしていた母は家にいて、
畑仕事か、何か料理を作っていた印象が強く残っている。
私も似てきたなと・・・